日本は世界一の長寿国!なんて威張ってみても、これ、無理して薬と先端の医療機器と手厚い病院の手当で延命させているだけ、なんて記事を読みました。そんなの常識じゃん!なんて言われそうですが、結構、これまで呑気に「長生きすれば、いろんなことできていいよね」なんて思っていたのです。とほほ。

以前のエントリでも書いたことがありますが、私の恐怖の最たるものが「病院で寝たきり」になって長い期間を過ごす、なのです。これ、私だけでなく、みんなそうですよね。何だか人生の最期に「地獄」が待っていたみたいな恐ろしさです。しかも、その後に本当にあの世で「地獄」に落ちたりするならば、「地獄」経由「地獄」行きです。救われないにも程があります。

何日か前にカミさんと「こんな最期なら、まぁ許せる」といういい加減なお喋りをしました。そのときに二人とも共通していた「最悪」が、「寝たきりで長期間病院で過ごす」というものでした。

これ、こんなことになる前に「こういう延命処置はしないでね」と本人が意思表示をしておかないと、いざうっかり「延命処置」が始まってしまうと、本人が死ぬまで、誰も止められないことになってしまいます。辛そうだから、なんて家族の体に繋がっている線でも抜こうものなら〇人ですから。

だから、お互いに「勝手にそんな処置は選択しないでね」という基本合意に達したのです。まぁ、そのときが来たら、どんなことを思うかは分かりませんけどね。

それで「理想像」として、これもほぼ同意に至ったのが、余命宣告を受けて、延命処置はせずに、それから大急ぎでやりたいことや、気掛かりなことを片付けて、最期、数ヶ月はせいぜい痛みの緩和をしてもらう程度で、この世にさよならをするというものでした。

そんなに上手くは行かないとは思いますが、ピンピンコロリのサドンデスでは何だか残念な思いが残りそうですし、長期間の治る見込みのない延命処置は到底受け入れられません。いろいろと考えると、どうやらこの国の平均寿命まで生きるなんてことを前提とするのは、そもそも間違いであることに気付きました。

無理な延命治療をしないとしたら、きっとこの国の平均寿命:84.3歳(世界NO.1、2022年WHO調べ)よりも、かなり低くなる様に思います。90歳まで生きるぞ!なんて息巻いていましたが、理想の最期を迎えるとしたら、どうやら人生80年というのが本当なんでしょう。

誰にも宣告されていませんが、余命18年と考えると長いような、短いような。そんなことしてる場合じゃねーぞ! でも、「そんなこと」しかできないし。

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まだ、夏休みの予定が立ちません。「まるっと一週間」というのは、常に締切に追われる身としては絶対に無理なので、7月に3日、8月に3日という感じで分散せざるを得ません。土日を付けて「5日間」×2回、十分と言えば十分ダナ。

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