少し前に、何の話をしていたかは忘れてしまいましたが、同僚から「刑務所ではちくわの磯部揚げがよく出てくる」という話を聞きました。それにはいろんな背景があるのでしょうが、ちくわの磯部揚げ、キライな人なんているのかしら?と思う程の国民食です。みんな、大好き。
それで、今日の夕飯のおかずにカミさんがちくわの磯部揚げを作ってくれて、これをぱくぱくと食べたのです。うまー。食後に、ふと、ちくわの他に「真ん中に穴があいた食べ物はあるのか」なんてことを考えました。えっと、ドーナッツでしょ、ベーグルでしょ、バームクーヘンでしょ、マカロニでしょ、イカでしょ、フライドオニオンでしょ… 意外とあるものですね。
でもね、世界広しと言えども、その空いた穴に別の食べ物を入れるなんてことができるのは、ちくわぐらいのものでしょう。ちくわきゅうり、どちらも素材のまま何も調理せずに、おかず一品の完成です。最初に考えた人、すげーな。
さて、ニンゲン、幾つになっても「新しい経験」をするものです。月曜日の17時過ぎに、会社で急に激しい頭痛に襲われました。ただ、この頭痛というのが、これまでのようなズキンズキンと頭の中に電流が流れる様なものではなく、鈍くずーんと頭全体を包み込む様な感じだったのです。
本当は片付けなければならない仕事もまだまだあったのですが、とても働いていられる状態ではなく、ほぼ定時に退社して、家へと帰りました。帰りの電車で、席に座り、眼を閉じて、ひたすらにお地蔵さんになっていたのですが、この状況は一向に改善しません。
そして、何とか家に辿り着き、夕飯を食べたのです。すると不思議なことに、食べ始めて10分もしない中に、この頭の痛み、体全体の不快感といったものが霧が晴れるがごとくに無くなってしまいました。あの頭痛はいったい何だったのでしょう?
それで、今日の症状と改善にいたる流れをPCでAI様に訊ねたところ、瞬時に「それは低血糖症だよ」と教えてもらったのです。血液中のブドウ糖(血糖)が異常に低下したことが原因で発生した症状で、これを引き起こしたものとして、糖尿病薬の副作用や空腹などがあるのだそうです。そして、この状態をそのままにしておくと気を失ったり、昏睡状態にいたったりすることもあるのだとか。怖えー。
こうなったときには、ブドウ糖の摂取、またはブドウ糖を含む飲料を摂取する必要があるとのこと。つまり、糖尿病治療をしているにも関わらず、低血糖症が現れたときには、絶対に摂取してはダメな「甘い飲み物」を飲め!ということなのです。コーラとかね。何だか、さっぱり釈然としません。
とにかく、今回のことに懲りて、あわててAmazonでブドウ糖タブレットを買ったのです。オフィスに常備です。まぁ、低血糖症の兆しがあったり、そうなった場合以外は摂取をすべきではないらしいんですけれど。
病気を改善させるにも、いろいろな経験と予想外のお金が掛かることが改めてよく分かりました。ヒトは痛い目にあわないと学ばないというのは本当ですね。低血糖症、本当に具合悪いんだから。
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最近、「脳」の不思議といった本を数冊読んで、少しううむと考えるところがありました。それは今まで「心」だと思っていたものは、実は単純な「脳」の機械的な動き、反応だったんじゃないかということなのです。
そう言われてみると、私がやっていることは、多分に首尾一貫せず、その場かぎりの判断に基づくものばかりの様な気がします。何だか自分の「脳」が別の生物の様に思えて、少し怖くなってきました。