詳しい心のメカニズムは分かりませんが、何かしていると、まったく別のことの「答え」になる様なことを思いつくことがあります。いわゆる「神さまが降りてきた」みたいなことです。あれって、自分の中の無意識が働いたことによるものらしいのです。そうですよね、神さまが下々の頭の中に「答え」など教えてくれるハズもなく。お忙しそうですし。

何でもヒトの頭の中には意識にのぼってこない膨大な知識があるのだそうで、何かがトリガーになって、これが表面に浮かんできて、行為や発想としてoutputされる、私の拙い理解では「無意識」とはこんな感じです。

「無意識」が働きやすい状態とは、きっと「人それぞれ」なのでしょうが、私の場合はTVの「ドキュメンタリー番組」を見るというのがよく「効き」ます。NHKのBS放送で深夜とかに放送されている「世界のどこかで作られた何だか分からない」みたいなものです。いろんな人が出てきて、吹替でいろんなことを喋ります。(吹替というのが大事)

「へぇ、そんなことが起きてたんだ」と子供じみた感想を持って眺めている中に、何となく今の自分が欲しかった「言葉」や「考え方」や「解き方」みたいなものが浮かんでくるという訳です。

単なる「気分転換」と何が違うのかと問われたら「分かりません」と答えるしかありません。けれど、じーっと考えてばかりいたら得られなかったものが見つかったりするのですから、これは「何か=無意識」が働いたものと勝手に考えているのです。

先週末の深夜に、NHKで放送されていた「ドキュメント72時間 歴代ベストテン」という番組を見ていたのですが、いろいろなことが「勝手に腹に落ちて」、非常にウレシイ贈り物だったのです。

どの回も面白かったのですが、特に「北海道大学の学生寮」(歴代7位)の回には「若さ」のいろんな要素が、これでもかという程に映像に散りばめられていて、ぼーっと見ているだけで、こんなオジさん、オジイさんでも「欠落していたピース」の幾つかが見つかった様な気分にしてもらったのです。


そうそう「野球の試合をみる」というのも、私にとっては有効な「無意識発動の場」です。MLBでも、プロ野球でも、高校野球でも。何か答えを得るために「さもしい思い」で見ている訳ではまったくないのですが、野球は「心の中の何か」に働きかける様で、いろいろなことが頭に浮かんでくるのです。純粋にリラックスしているという状態がよいのかも知れません。野球がある国に生まれて、本当によかった。

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