会社帰りの「読書」がいよいよ楽しくなってきました。始発駅ではあっても、ホームに溢れんばかりの人が列をなして、虎視眈々と着座を狙っています。確実に座れて、しかも醜い所作にならない様に2本程度をやり過ごしてから、電車に乗り込みます。これから50分程度、一心不乱に物語の世界に没入です。

水曜日(11/22)に「われら闇より天を見る」(クリス・ウィタカーさん)を読み終えました。ミステリーではあるのですが、ロードムービーの様な味わいもあり、破滅する人間の悲しさを描いたものでもあり、結構に盛沢山の内容。約500ページのボリュームがあって、お腹いっぱいになりました。ネットでの評価が高かったので読んでみたのですが、そこに「誤り」はありませんでした。オススメです。

さて、今日はまったく外出をしない「引きこもり」の一日でした。というのは、すこし「寒気」がして、暖房を入れてもなかなかに体が温まらずに、いくらか頭痛もする始末。今週、職場で「インフルエンザ」に罹患する人が発生したこともあり、結構にブルっていたのです。

夜になって、大分持ち直したので、猫草の種を玄関でプラ鉢に蒔いて、お風呂に入って、後は寝るばかりというのが「今」の状態です。まだ、「有給」を持っていない入社したての新人なので、全力で健康ケアです。

さて、「下仁田ネギ祭り」の模様をテレビニュースで見て、急に「すき焼き」のことを思い出しました。それは随分と昔のことなのですが、確か30代の頃、仕事納めの日に帰宅した後に、毎年カミさんとささやかな「忘年会」に出掛けていました。

「何か美味しいものを食べる」というだけのことなんですけどね。それで、ある年に、ふたりで「すき焼き」を食べたことを思い出したのです。実際は特に「すき焼き」を目指した訳ではなく、その時は19時頃に帰宅して、車でどこか食事ができる店を探して出発しました。

30分くらい大きな幹線道路を走って、和食のチェーン店の大きな看板が見えたので、駐車場に車を入れて入店。ほぼファミレスですから、専門店の様なことはありませんが、メニュにあった「すき焼き」を注文して食べました。とても美味しくて、しみじみと「しばらくはお休み」である幸せを堪能しました。

今では考えられませんが「すき焼き」を食べても、お酒は飲まないなんてことが、昔はできたのです。今はすっかり壊れてしまっているので、「美味しいもの」をお酒抜きで食べるなんてことはできません。

それで、食事を終えて、お店を出たときに全身で感じた「冬の冷気」を今も忘れないのです。年末年始だけの感じる空気。あれが、どこにあったお店だったかも今は定かではありませんけれど。

*****
東京地方、明日は比較的暖かで、週末はぐぐっと冷え込むのだそうです。そうですよね、もう来週末は12月ですから。さて、今年は仕事納めの日、久し振りに、どこかにカミさんと美味しいものでも食べに行きますかね。

***
ブログランキングに参加しています。よろしければポチっとお願いします。やる気がでます。