夜更かしも大好きですが、早朝の「鳥がちゅんちゅん鳴いて、少しざわざわとした雰囲気」も大好きなのです。これを両方楽しむ方法として「徹夜」がある訳ですが、これをやってしまうと、翌日は俳人ならぬ廃人と化してしまいます。神さま、徹夜明けでも人格が崩壊しない強い心を私にお与え下さい。下らないこと言ってないで、早くネロヨ。

多くの会社で新年度を迎え、「さて、今年こそは」と思いを新たにする方も多いことでしょう。多くの50代にとっては新年早々ながら、「どうするかな、これから…」と考えてしまいます。

早期退職も頭にチラつきますが、50代からの転職、再雇用の厳しさは至る所で囁かれています。このまま大人しく今の会社に勤めていれば、定年後、給料は減っても雇用延長で、何とか「65歳」までは収入を得ることは可能です。けれど、早期退職を選択した場合の割増退職金も捨てがたい魅力です。上手くいけば、仕事をせずとも逃げ切れるかも知れません。思いは千々に乱れます。あなただけではありません。みんな同じようなことを考えています。

まぁ、1年前に清水の舞台から飛び降りて、思ったよりもケガをしてしまった私から、そんな迷える50代の羊さんにメッセージを授けます。「100%信じられる成功の根拠がなければ、早期退職はしない方がいいですよ」 ね、経験者の言葉は重いでしょ。でもね、飛び降りたから見えたものもあるのは確かです。まぁ、得たものよりも失ったものの方が多かったことも確かだけれど。

早期退職届の手続きを始めているみなさんからすると「やかましいわい」ということでしょうから、さっき書いたことは忘れて下さい。大丈夫ですって、きっと上手く行きますよ。(無責任)

さて、コロナ禍で、これまでの「飲んで」(会社帰りの居酒屋)、「打って」(ゴルフ)ができなくなった50代は一体、何を楽しみに毎日を生きていけばよいのでしょうか。家飲みばっかりして、すでにアルコールメーターはレッドゾーンに飛び込んでいます。そこで新しい趣味です。

既に「新しい趣味」を見つけた人たちの様子をアンケート調査から見てみます。
ネタ元はブルーシー・アンド・グリーンランド財団さんの「コロナ禍で始めた“新たな趣味”アンケート」となります。

<コロナ禍で始めた新しい趣味は何ですか>
全体:1位 懸賞応募(12.9%)、2位 運動・トレーニング (8.5%)、3位 ガーデニング・家庭菜園(8.4%)、4位 手芸・ハンドクラフト(7.1%)、 5位 料理(6.5%)
50代:1位 懸賞応募(10.0%)、2位 運動・トレーニング (9.4%)、3位 ガーデニング・家庭菜園(8.6%)、4位 料理(7.8%)、5位 手芸・ハンドクラフト(6.6%)
※出典:B&G財団 「長引くコロナ禍で始めた「新たな趣味」」調査(2021.2)

「出歩かない」「基本ひとりでやる」「これまでやったことがない」「何となくできそう」、きっとこんな脳内連鎖から「新しい趣味」にみんな至ったに違いありません。そうか、みんな「懸賞応募」をせっせとしているのですね。これ、従来からの懸賞マニアからすると、「最近、当たらねぇな、一体どうしたんだよ」なんてことになっているのです。

ちなみに私は結構に「懸賞」に当たる方で、昔は年中何かしら「当選!」の品が家に届いていました。プロ野球のチケットとか、北欧家具図鑑とか、人気のカレンダーとか… 当たるにはちょっとしたコツがあるのです。詳しくは書きませんが、「しっかりと「その他」欄に意見を書く」のが大事です。Give&Takeです。

新しい趣味、コロナ禍が終息しても根付くのでしょうか。私の予想では「1位以外は根付く」です。無理ですって、テレワークみたいな「ヒマ」だけど、大っぴらに遊びに行けない時間がなくなってしまったら、こんなチマチマしたことをやるのは。私は昔も今もチマチマした性格なので、「懸賞」は送り続けますけどね。

 

そろそろ、然るべきタイミングがきたら、このブログのタイトルを変えようかなと思っています。だって、本来は定年退職をしている年齢になっても「早期退職者」なんて名乗るのは自分として納得できないのです。これが早期退職者としての矜持たるものです。そんなもんねーよ。

まだ、そのタイミングにはなっていないので、堂々と「早期退職者です!」と「可哀想な感じ、思い切った人感」を演出してしまいます。まぁ、或る日、ブログのタイトルが「おっさんの静かな生活~自由に生きてたまに働く」なんてものに変わっていても、時々は覗きに来て下さいね。寂しがりますから、私が。

いずれにせよ、今日、4月1日から、社会全体が「始まりの朝」を迎えます。さぁ、これから1年、どんなことが起きるのでしょう。孫悟空曰く「オラ、ワクワクすっぞ~」。

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