今日（9/22）、秋のお彼岸ということで、中日を前に墓参りに行ってきました。家から父母の墓があるお寺まで、車で凡そ1時間。これまで何十回、否、ゆうに百回以上通っていますが、途中に非常に有名なラーメン屋さんがあることをついこの間、知りました。
その店があること自体は知っていたのですが、昔はそんなに流行っている様子はありませんでした。けれど、最近はお店の外にいつも長蛇の列ができています。今日も平日だというのに行列ができていました。
「行列に並べない」性質なので、行ってみたいとは思いませんが、みんなよくこんなところにある店を見つけるものです。駅から歩いて行けるところじゃないし、バスだってそんなに走っている訳じゃありません。何でも遠方から車を使って食べにくるのだとか。ちょっとした観光スポットです。周囲には、他に何にもないけど。
さて、お墓参りのとき、墓石の前で手を合わせて、故人に話し掛ける内容は、誰しも同じで、「感謝」、「近況報告」、「自分の決意」なのだそうです。私の場合は、何も親孝行することができなかったり、期待に何一つ応えられなかったことへの「謝罪」がここに加わり、これが一番ウェイトが大きいかも知れません。生きている間には何もしてあげられなかったくせに、勝手なもんです。
それから「どうしたらいいかな？」という問い掛けをいつでもしてしまいます。勿論、返答はありませんが、何となく墓石に話し掛けるとスッキリとした気分になります。話し終わってから、勝手に「そうだよね」なんて言ってしまいます。
それで、「近況報告」って、例え故人に話し掛けるにしても「心配させない」様に大体「よいこと」「体裁を整えたこと」ばかりを話してしまうのが不思議です。「そうかい、そうかい、よかったね」と微笑んでもらいたいじゃないですか。まぁ、何もかも、全部お見通しでしょうけれど。
そして、今日もまた、ひとしきり話し終わると「それじゃ、また来るね」と言って、ひらひらと手を振ってお墓を後にしました。人気のない墓地にポツリポツリと雨が降り始めました。敷地内に咲く萩も、彼岸花もみんな雨の中です。明日はここにも大勢の人がやってきそうです。
そうそう、前回お墓の近くの豆腐屋さんで買った「豆腐」とか「豆腐ドーナツ」、あんまり美味しかったので、今回もまた、購入しました。今回は「おから」と「豆腐コロッケ」と「豆腐ドーナツ」。夕食が楽しみです。（まだ、食べてない）
