キンモクセイ、今年は少し遅れている様子で、木にはたくさんのつぼみがありますが、まだ咲きません。けれど、ほんのりと甘い香りがします。あと数日後、明日にもオレンジ色の小さな花が開きそうです。

不満なく生きている、すべてが自分の思う通りにいくなんて人は誰もいません。けれど、こういう思いが鬱積して、ある時に別の怒りが噴き出したときに、この分までが激しい感情となって相手に向けられてしまいます。

こんなことで相手を傷付けたり、自分も取り返しのつかないことになったりしない様に日々気を付けたいものです。テレビやネットのニュースを見ると「増幅された怒り」で我を忘れている様な人たちが見受けられます。きっと、いろいろと辛い目に遭ったのだろうなと思ってしまいます。

家族や自分の命に係わること、自分が本当に大切にしているもの、これらに何らかの危害が加えられない限り、今起きていることを冷静に見つめ、自分にできることがあるならば、その範疇で関わりを持つ。人それぞれに、卑怯者、臆病者と言われようと自分ができることをするのみです。

日本でよく知られた南米の民話に「ハチドリのひとしずく」があります。
森で火事が起きて、獣も昆虫も鳥たちも、われ先に逃げ出してしまう。しかし、1羽の小さなハチドリだけは、水辺でくちばしに水を入れては繰り返し一滴ずつ、火の上に落と続ける。他の生き物たちはそれを無意味だと嘲笑するが、ハチドリは「私は自分ができることをしているだけ」と答える。

この話、自分が何か気持ちが高ぶってしまい、尊大な思いに駆られたりすると思い出す様にしているのです。どこか自分が役立つ場所で水を一滴運ぶ、自分にできることきちんとわきまえていたいと思うのです。


キンモクセイの花言葉は「謙遜」「気高い人」「真実」なのだそうです。木に咲くにも関わらずとても小さい花が咲き、人をうっとりさせる気高い香りがします。早く咲かないかな。

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