段々と贅沢になるのは人間も猫も一緒です。今は週に2回、猫草の種を小さなプラ鉢にまくのですが、これが5日程で愛猫がハミハミできる大きさに育ちます。それで、この「出来立て」「若い芽」がうちの子は大好きなのです。

箱の中(暗所)にプラ鉢を入れて種を発芽させて、それからは蓋が付いている透明のケースに移して大きくなるまで育てます。うちの子は「さぁ、どうぞ」というのが待てずに、器用に手(前足)を使って蓋をずらしてはケースの中に頭を突っ込みます。

まだ、3cm程にしか育っていない猫草の柔らかくて、新鮮な生えたての芽に顔を埋めて、愛猫はご満悦なのですが、大体、このあたりでカミさんにやっていることがバレて怒られるのです。その中、週に2回の播種が、3回、4回…最後は毎日になるかも知れません。まぁ、うちの子が幸せなら、その程度、何ともありません。

さて、今週、新しい職場で少し驚いたことがありました。私よりも2週間程前の10月1日に入社した同年配の人が、「今日で最終出社です」と私の席まで挨拶に来てくれたのです。思わず「ええっ」って言ってしまいました。

ご本人も「僅か一ヶ月でしたけどね」と小さく笑っていました。よく新卒の新人が出社一日で会社に来なくなったなんて話を聞きますが、さすがに同年配の方がこんなに短期間で辞めてしまうとは思ってもみませんでした。

全然イヤなところはなくて、同僚も「モノが分かった人」ばかりで、ブラックとはまったく縁のない職場なんですけどね。何か、その方にはその方の事情があったことでしょう。ほとんど会話をする機会も無かったことから「どうしたんですか?」と聞くことも出来ず。

まぁ、若い頃は「辛いこと」があっても、若さ故の鈍感力みたいなものがあって、多少の痛みがあっても「ケロっ」としていられます。それに「まだ先」が長いので、年寄りに比べても、余程辛抱強かったりします。未来があるというのは強いものです。

「石の上にも三年」なんて言いますが、これは若い人に向けた言葉ですよね。自分が60歳で、納得もいかず、我慢ばかりして、これから3年を過ごすというのは大変に無理があります。下手をすると、その間に別の世界に旅立ってしまうかも知れません。

そう考えると「1ヶ月で退職する」というのは、大変な英断なのかも知れません。その方のこれからに幸あれ!です。とても、独りよがりなモラルや信条で、「短期間離職」の是非を裁くことなど私には出来ません。みんな、それぞれの場所で頑張りましょ。

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それで、愛猫が嫌いなものは「掃除機」です。どこの家の子も嫌いみたいですけどね。カミさんが掃除機を使い始めると、その音から逃れるために家の中を逃げまどっています。あの騒がしい音が徹底的にダメみたいです。明日からの三連休、「掃除機」はお休みする様にカミさんに頼んでおくことにします。

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