去年まではあんなに拘っていた「カレンダー選択」ですが、遂にまったく関心がなくなってしまいました。そうですよね、大した予定もないのですから。近頃ときたら、カレンダーを眺めることも極めて「まれ」になっています。
カレンダーへのこだわりとしては、①基本として買わないで貰い物を使う ②大き過ぎず小さ過ぎず ③最低限のメモが書き込める余白が各数字の下にある ④意味不明なアートっぽい画像は避ける、こんなところを基準として持っていたのです。
多くの日本企業において主要プロダクトである「カレンダー」は、殆どが取引のある会社間だけでやり取りされるもので、一般の家庭には「会社でのおこぼれ」が流入するのみです。ということで、既に現役から離れて久しい私は「カレンダーを貰える」身分では無いのです。
それでも以前は自動車ディーラーから個人宛にカレンダーを送っていただいていたのですが、既に10年以上も新車を購入しない私にはもはや届きません。金の切れ目がカレンダーの切れ目です。
ネットで「カレンダープレゼント」という言葉を検索すると沢山候補が出てきます。幾つか応募を試みましたが、「何か感想を書け」とか「LINE友だちに登録しろ」とか面倒なのです。そもそも大して知らない企業の製品やサービスに「意見を書け」と言われても困るのです。というか何だかカレンダー欲しさの「ずうずうしさ」に、自分ながらにうんざりして、早々に止めました。
という訳で、今年は100均で「数字だけのペラペラのカレンダー」を必要最低数（２）だけ購入して、長年の「カレンダーへの妙なこだわり」に遂に終止符を打ちました。昨年も「貰い物」は巡って来ずに、少々金額は張ったもののお気に入りのカレンダーを買うことで微かな抵抗を試みましたが、今年は「もういい」のです。
少々スネて、こんなことを書いていると、きっと、突然にどこからか「カレンダー」が我家にやってくるのです。しかも飛び切り「微妙なセンス」のものが… さて、どうしたものでしょう。
