余りに寒いので暖かいシャツ、ハイネックのシャツを何枚か買いました。お店に行くのが面倒なので、大手のカタログ通販会社のサイトから。「カタログ通販」自体は相当に苦戦している様子ですが、そもそも品質やサイズ表示は安心できるものなので、専らネット通販で利用させてもらっています。安さだけを優先してAmazonなどで衣料品を買ってしまうと「開けてビックリ」のもの(特にサイズ)が届くこともあります。「信用できないサイズ表示」というのは一体何なのでしょうかね。

最寄りの駅ビルにショッピングモール(食品フロア)が併設されていて、便利なので仕事の帰りによく買い物をします。大体がカミさんからの指示どおりに「あの店のこれ」を買うことになっているのですが、ときには「何となく」の衝動買いをしてしまいます。

そんなときって、決まって「不人気店」に引き寄せられてしまいます。偶然、私がそこにいたタイミングだけお客さんがいなかっただけなのかも知れませんが、店員さんがぼーっと遠くを見ている様なお店の引力にやられてしまいます。

これってどういう心理なんでしょうね。売れていない様子で可哀そうに思うのか、すぐに買えるから便利と思うのか、私が買わないと食品ロスになるのでは?と心配なのか…きっと、どれもが少しずつ混じり合って、不思議な使命感を生み出しているのです。

今日にしてもわざわざ3軒をハシゴして「パン」ばかりを買ってしまいました。カミさんに指示された超人気の店、それと誰もお客さんがいなかった2軒です。結果、パンだけで2,000円分にもなってしまい、当分は「パン」暮らしです。

不人気店だったハズが、私が商品を眺めていると他のお客さんもどんどん増えて、レジに行くころにはいつの間にか「繁盛店」になっているということもよくあります。これって、そんなことを思う人も沢山いて、「売れている店に客は引き寄せられるという現象」だという説明がなされたりします。

一方で、そう考える人というのは「自意識過剰」なのだとか。そうかも知れませんが、何でもかんでも「何かに結び付けられる」というのも困ったものです。そういう風に分類、区分、ジャンル分けしたがるというのは悪い習慣(Habit)、風潮だと思いますよ。紅白でセカオワも歌ってましたしね。それに、そもそも自意識がなければ生きていない訳で。

変な方向に話が流れてしまいましたが、私には「不人気店」の「不人気店」たる理由、原因というのがよく分からない訳です。きっと専門家の方々からするとそれなりの理由を指摘してくれるのでしょうが。お店の場所が悪い、競合店が近くにある、商品の並べ方が悪い、店員に愛想がない、商品が美味しくない、価格が高い、情報発信ができていない、顧客囲い込みの仕掛けがない…難しいもんですね。

流石に「美味しくない」「高い」というところは勘弁してもらうとして、それ以外は私にとっては結構に許容範囲だったりします。特に「店員さんの愛想」とか、まったく気になりません。文句言う人って、商品以外に一体何を求めているのでしょうかね。

とにかく「不人気店」に引き付けられてしまうという私という客もいるので、どのお店も頑張って下さいね、ということです。不人気店が結局しばらくして閉店していたりすると、大して本気ではないにせよ「悪かったね、買い物をしなくて」などと思ってしまいます。何かの病かも知れません。

いろんなお店があって、あっちにふらふら、こっちにふらふらできるというのは幸せなことです。明日は妙なものを買わなければいいけれど。

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