スポーツクラブのお風呂の洗い場で、隣りのおじさんが飛ばした水滴が顔にぴちゃりと当たる。「気をつけろよな」などと思ってしまう私はどんだけ小さなものなんだか。

月には裏側があって、地球から見えているのは常に表側です。Darkside of the Moonです。映画のスターウォーズでは負の心に精神を乗っ取られることを「ダークサイドに堕ちる」なんて言います。普段の暮らしにおいても、私なぞはすぐに「ダークサイド」に堕ちてしまいます。

そんな人間の「負の面」を表現する言葉の棚卸しです。そんな気持ちの悪いことを何のためにするか? それは何かヤバイ兆候があったときに「これはこういうことね」と客観的に自分を眺めるためだったりします。「キミがしているのはこういうこと、キミが抱いている感情はこういうこと」という訳です。正体が分かると楽になるというか、自分がバカバカしくなって一息つけたりします。

ちゃんと精査したり、区分していないので、沢山「モレ」「カブリ」「不足」「それは違うダロ」があったりしますが、そこはご愛敬ということで。(順不同)

<攻撃しちゃう>
怒る、憎む、嫌う、嫌悪する、軽蔑する、嫉妬する、呪う、うらやむ、騙す、不満を感じる、不愉快になる、ねたむ、そねむ、イジメる、無視する、バカにする、見下す、傷付ける、疎外する、むかつく、もどかしい、荒ぶる、憤る

<凹んじゃう>
がっかりする、くじける、哀しむ、不安になる、焦る、不幸を感じる、後悔する、無念を感じる、未練を感じる、惜しむ、恥じる、罪悪感を感じる、劣等感を感じる、苦しむ、切なくなる、苦悩する、諦める、絶望する、いじける、寂しい、孤独を感じる、うんざりする、無力感を感じる、情けない、すさむ

<哀れになっちゃう>
恐れる、取り乱す、おびえる、お世辞を言う、人に好かれようとする、サービスをする、嘘をつく、媚びる、へつらう、忖度する、同じる、自己アピールする、褒める、悪ぶる

何だか本当に「気持ち悪く」なってきました。思えば毎日、一日の大半はこんな感情でいたり、こんな振る舞いをしている様な。客観的に判断するに「ダメな人」ですな。けれど、それでもヘラヘラと生きているところを見ると「ダークサイドに堕ちそうで堕ちない」のか「すでに底まで堕ちている」のか。よく分かりません。

月の裏側は「見えない」だけにこれまでも勝手に人間は想像をしてきました。月の裏側には「UFOの基地がある」とか「神々と巨大な鳥の戦いの後がある」とか何とか。

2015年にはアメリカの人工衛星ディスカバーが「月の裏側」の撮影をしたり、2019年には中国の嫦娥4号が史上初の月の裏への軟着陸に成功していて、結果としては「月の裏側には何もない」様子ですけれど。「何もない」が一番怖かったりします。誰にも思われることなく、とてつもなく長い間の孤独な場所。

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