たまにしか働かないくせに、door to doorで2時間弱も職場まで掛かっています。あまりに長くて退屈なので、私は自分のことを鉄道マニア、それも乗車系のマニア、「乗り鉄」と考えることにしています。あー、楽しい。

人生の多くの時間を鉄道マニア、バスマニアとして過ごす「あなたと私」のことをもう少し知ってみたくなりました。転職メディアである「マイナビ」がツボをついたよい調査をしていましたので、それをベースに考察を深めます。そんな大それたものじゃないけどね。
※出典:マイナビ転職 通勤時間のホンネ。みんなの過ごし方とは?
※調査方法/マイナビ転職の来訪者を対象としたインターネット調査。調査期間:2021年10月22日~10月25日、回答数1,031名

<通勤時間>
①みんなどうやって会社、勤め先に通っているのでしょう。
◇40代:電車、バス(53.1%)、自動車(35.4%)
◇50代:電車、バス(57.3%)、自動車(32.8%)

電車マニアとバスマニアがやはり多いですね。あと、自動車マニアも結構多い。みんな朝から自分の趣味を堪能している訳です。ねっ、そう考えると明日も会社に行くのが楽しいでしょ。
ちなみに、徒歩とか自転車なんていうエコロジカルに造詣の深い方も少数派としている訳です。うらやましいぞ、「カムカムエヴリバディ」を見てから家を出れるとは。何ですと、「カムカムエヴリバディ」が終わってから起きるとか…

②通勤時間はどのくらい?
◇40代:1時間以上(23.9%)、45分~60分(23.5%)、30分~45分(18.6%)、30分未満(32.4%)
◇50代:1時間以上(25.2%)、45分~60分(29.8%)、30分~45分(16.8%)、30分未満(26%)

50代の方が40代よりも通勤に時間が掛かっているんですね。今の50代後半って、結構にムリをして勤め先から遠い郊外に家を買った人もいるんですよね。お父さん、がんばって!あと少しで電車マニアも引退できますよ。

ちなみに私は学校を卒業して以来、最初の勤務地が一番近くて家から70分、それから、会社が移転して90分、早期退職して今の勤務地までは110分と、順調に通勤時間が延びています。
想像も付かないよとお考えの方もいるかと思いますが「真実」、「不都合な真実」ではなく「残酷な真実」なのです。ちなみにあまりに遠くて、電車で寝過ごすことはほとんどなく、何度目が覚めても降車駅に着かないという怪談に出会うことは度々です。

<通勤時間にしていること>
◇40代:音楽/ラジオを聴く(約48%)、SNSのチェック(約12%)、寝る(約10%)、読書(約6%)、動画を見る(約3%)
◇50代:音楽/ラジオを聴く(約35%)、SNSのチェック(約13%)、寝る(約8%)、読書(約9%)、動画を見る(約4%)

これ以外に「自己研鑽」とか「仕事の情報収集」とかいう回答もあるのですが、少数派に留まっています。会社で緊張し、家庭でも緊張するのが常なのですから、通勤の時間ぐらいリラックスしてもバチはあたりません。
私としては、「隣りの人の動画を見る」というのがアンケートの回答項目にないのが残念です。

<座るためのテクニック>
お待たせしました。今日のエントリで唯一役に立つ?部分です。
ここでは「始発電車に乗る」「グリーン車両に乗る」と言った「座れて当たり前じゃん!」というものは対象外です。それから「比較的空いた車両に乗る」「比較的空いた電車に乗る」といったテクニックを要しないものも対象外です。

では何を探求するのか、何を極めるのかということですが、ズバリ、「人間観察」です。きっと皆さんも、誰にも教えない「秘伝」があると思いますが、ご参考までに。

●座席から停車する駅名を確認する人:降り損ねちゃうからね
●時間を気にしている人:そろそろ到着だよ
●何となく落ち着かない人:混んでるけど、ちゃんと降りられるかな
●若者/学生(制服姿):そんなに遠くまでは通学しないよ
●大きな荷物を持っていない人:ターミナルから遠距離列車が出ている場合
●起きている人:熟睡者よりもマシ

さぁ、これで明日からあなたも長い通勤時間が快適な仮眠時間に変わります。何?セオリーを守っているのに、座っているオジサンがいつまでも立たない? これもまた「あるある」です。

早期退職してから「満員電車」をすっかり忘れてしまいました。もう乗れません。たった1年前まで、あんな地獄に朝晩身を投じていたなんて、そう、あれは罰ゲームだったのです。
果たして何の罰なのか、思い当たることが多すぎて、枚挙にいとまもありません。

 

***
ブログランキングに参加しています。よろしければポチっとお願いします。やる気がでます。