昔、「夏場のエアコンの設定温度は28℃にする」という何の根拠もない呪いの言葉が日本国中に流布されたことで、この国の人たちは猛暑の夏の間ずっと苦しんできました。今はようやくそんなことを言う人もいなくなったので、やっと涼しい夏を私たちは手に入れることができたのです。
我家のエアコンも、昔は28℃に設定して、エアコンを掛けながらも「暑いなぁ」などと言っていたのですが、ここ数年は普通に26.5℃、それでも暑いと感じるときは26℃で運転しているのです。しかも夜眠るときもエアコンは点けっぱなしです。これだって、昔はエアコンを点けたまま眠ると体に悪いとか言われていて、毎度夜中に汗だくで目を覚ましていたのです。お願いだから、根拠のないことを大声で刷り込まないでよ。
職場で最近退職した人がいて、その人が退職の挨拶の中で「まだ働かなければいけないので、しばらくしたら次の仕事を探す」ということを話していたのが、妙に頭に残りました。その人はワタシと同じく嘱託で働いていて、年は70代前半といったところ。
ご本人は現役時代は大手の金融機関で働いていて、既に年金は受給開始済み、お子さんも独立しており、お金には困っていない様にワタシには思えていたので、「まだ働かなければいけない」というのは意外なコトバだったのです。
勿論、「まだ働かなければいけない」というのは経済的な面だけが理由ではないのでしょうが、それでも70歳を過ぎた人からそんな言葉を直接に聴くと、改めて60代ごときでは「もう働きたくないなぁ」などとは言っていられない現実を思い知りました。
それで、どうせまだしばらくの間働くならば「楽しく働く」のが大事だなと、余りに当たり前のことを、改めて思うに至ったのです。体力の衰え、ストレスといったものが、未来の無い(残り少ない)我が身に降りかかってくると、つい「楽に」働くことばかりを考えてしまいます。結果として「楽だけれど、楽しくない仕事」に辿り着いてしまうかも知れません。
ヒトの労働観は千差万別なので、「楽な仕事が楽しい仕事だよ」という考えもあることでしょう。けれど、ワタシ的には「楽(らく)」をベースに選んだ仕事を果たして続けることができるのかと、今回、改めて考えなおしたという訳です。ヒトの考えは日々変わっていくもので、自分がこうだ!と決めたことに自分が縛られるのはツマラナイことだと、この間亡くなった作家の先生も言っていましたからね。
その中、そんな戯言、贅沢なことを言っていられなくなる日が来るのでしょうが、それまでにはまだ少し時間があって、今の仕事を楽しくする余地だって随分と残されているのです。というか、それ以前に目の前に山積された課題を片付けずして、自分の都合だけで「辞めます」なんて言えませんし。本当はワタシがいてもいなくても、会社は回るし、世界も回るのですが。
今回の同僚の退職は、これからどう働くか、今一度、考え直す機会となりました。そう簡単にパパッと決められませんよね、他でもない自分と自分の家族の問題だしね。
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休みの日は朝8時頃にアイスコーヒーを1ℓ作って、日中はこれをカミさんとふたりでちまちまと飲みます。以前はペットボトルに入ったコーヒーを買っていたのですが、淹れたてのコーヒーを冷やしたものの方が風味もいいし、苦みも丁度よいのです。(かなり薄く作る)
糖尿病対策として、アイスコーヒーにシロップを入れない様にしてから数ヶ月が経ちました。最初は「マズいなぁ」と思っていたのですが、今では何も入れないものの方がサッパリして美味しく思うのです。人間、慣れるものですね。
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