日曜日、ドラッグストアに買い物に行き、車を駐車場に停めて降りたところ、目の前を赤とんぼがスーッと飛んでいきました。ワタシが住んでいるのは東京といっても郊外の小さな街なので、夏ともなれば時折トンボを見掛けるのです。我家を訪ねてきてくれるのは、大きなオニヤンマが多くて、久し振りに赤トンボに会いました。
むかし昔、今から50年以上も前、長野にある親戚の家を訪ねたときに、夕暮れ時に見上げた空に無数の赤トンボが飛び交っていたことを思い出しました。50年か…あれからいろいろなことがありました。
さて、責任逃れをする訳ではありませんが、何が何でも白黒つける必要はありません。取り敢えず保留しておく、いったん棚に上げておくというのも立派な解決策だと思うのです。まだ落ち着くところが定まっていないものを、余りにカッチリと固定してしまうと、後でそれを動かすのに大変な目にあってしまいます。
それに、ワタシでは解決できないものも次のヒト、別のヒトなら正解を見つけられることもありそうです。更には、棚上げしておいたものがそのままに風化してしまい、これから何年も後になって、「もう、随分も前のことだから、どうでもいいや」という判断に至ることもあるでしょう。そのときはどうぞ「あのときに担当者、いい加減なことしたよね」などと大いにそしって下さいな。
そうなんですよ、今日は担当する仕事で、幾つかの問題を「棚上げする」という解決?をして対応を終わらせたのです。一応、丁寧に「これはあくまでも棚上げなので、然るべきときが来たら、きちんと解決してね」というメモを作って、それを関連者数名にメールで送ったのです。誰もきちんと読んでいないと思うけど。
このことがいつか棚から下ろされるとき、それはワタシが自らやることになるのか、既にワタシはここにはいなくて、誰か見知らぬ次のヒトがやるのかは分かりません。何だかとても不思議な気持ちがしました。きっと、タイムカプセルを校庭の隅に埋めるというのはこんな気持ちなのでしょう。
でもね、そのときに「まぁ、仕方ないよね、あの時点ならこれが最善だっただろうね」などと思ってくれるヒトがいるならば、ワタシは大変にウレシイのです。仕事というのは、案外こういうものなのかも知れません。ひとりでは何もできないし、「今」だけでは何もできない。ちょっとイイコトを言いましたかね。
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熊本で大きな地震がありました。被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます。皆さんと皆さんの大事な人たちが無事であります様に。
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