今日(4/14)は高血圧、不整脈を診てもらっているホームドクターの先生に、診察をしてもらいました。いつもは車で医院まで行くのですが、今日は約40分を掛けて歩きました。これだけで、結構に息が上がってしまい、もっと、運動の強度を上げる必要があると思い知らされました。プールに行って、適当に浮かんだり沈んだりしているぐらいじゃ足りません。

今回は月に一度の「シニア求人を眺める」エントリを書いてみます。先ずシニア向け求人サイトの概況(求人案件数、内容)ですが「大体いつもと同じ」の様に見受けられました。相も変わらず、「警備」「マンション管理人」「清掃」「(施設)調理」、少し増えたかなと思えるのが「送迎ドライバー」、その他レアな現場仕事。きっと、60代以降のシニアに求められている仕事というのは、この辺りに尽きる様子です。

学生、主婦、外国人、シニア。アルバイト等の短期求人において、この中で最も求人サイドから需要が少ないのが「シニア」だというアンケートを目にしました。理由は「体力がないから」「現場に打ち解けないから」なのだそうです。我が身を顧みるに、まぁ、正しい評価に思います。

以前のエントリでも書きましたが、シニアの仕事というのは二極化していて、難易度の高い必置資格が必要な仕事か、未経験でもできる現場系の仕事かのどちらかに限定される様に思います。いわゆる事務系の仕事というものは、ほぼ存在しないのです。

こんな状況というのは、恐らく世の中に広く知れ渡っているのです。シニアというのは危機察知能力には長けている生き物ですから。

ご存知のとおり、高年齢者雇用安定法(2021年4月に改正)により、70歳までの就業機会の確保が企業の「努力義務」となっています。また、65歳未満の定年制を定めている企業に対して、65歳までの就業機会の確保が義務化されていて、こちらは2025年4月までの対応が必要になっています。これが、この国の雇用に関する現在のルールです。

ということを考えると、60歳以降も可能な限り「雇用延長」をして会社に残るというのが、これからの日本社会のスタンダードになるに違いありません。みんながそうなんですから、中高年が今働いている会社を辞めてしまったときに受け入れてくれる「別の会社」なんてものはないのです。どこも年寄りでいっぱいなのですから。

すると、いくら「期待されていない」とは言え、一定量のシニア労働者の流入があって成り立っていた「現場系の仕事」の担い手が、これから更に不足することが予想される訳です。だから、これからも「(シニア向けの)仕事がなくて困る」なんてことは恐らく起きないのです。けれど、それが、みんなにとって望ましい仕事かは分かりませんが。

まぁ、見方を変えれば、シニアがどんな冒険をして、どんな失敗をしても、それが犯罪でもない限り、セーフティネットとして「小さな仕事」が大量にあり続けるのであれば、これ程頼もしいことはありません。それに然るべき年齢になれば(きっと)「年金」だってあるのです。未来は明るいんだか、暗いんだか…


「自由になる時間」を味方につけて、いざ「やりたいこと」の大海原へ! なんて、今の生活スタイルに少し余裕ができたのか、最近は考えたりもするのです。それに、今年は手術の予定があったりして、いろいろと生活に変化が起きそうな気配がしています。

今の仕事にしても、この状況では、果たして続けられるかも不明です。そうしたら、こんな呑気に求人サイトを眺めてなんかいられなくなるかも知れません。そうなったら、「職探しのリアル」をブログに書いてみることにします。タイトルは「シニア求人を眺める」ではなく、「シニア求人を血眼で探す」ですかね。

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