10年程前に高級ブランドの素晴らしいネクタイを知人にいただきました。勿体なくて、使うことができずにタンスの中で大事に飼っていたのですが、その中に、段々とネクタイを使う機会がなくなってしまいました。更にはコロナ禍もあり、もはやこれからの人生で、果たしてネクタイを付けることがあるのかも怪しくなってきました。あぁ、こんなことなら、もっと早い中に使っておけばよかった….
62歳の誕生日まであと僅かということは、85歳頃まではぴんぴんしていたとしても、残りはたった20年くらいしかないのです。ということは「いいものだから、大事にしておこう」なんて悠長なことを言ってはいられないのです。
だって、20年前、2004年というのはイチロー選手がMLBで年間最多安打記録を作った年で、私はそのときの中継映像を鮮明に憶えていたりします。まさか、あれが20年も前のことだなんて、まったく信じられません。だから、これから20年だって、光の速さで過ぎていくに違いありません。
私はおいしいおかずを後に残しておく派で、カミさんは最初に食べてしまう派だったります。昔は「楽しみは後に取っておく」のが大正解だと思っていたのですが、最近はその確信が大きく揺らいでいます。
いいものはどんどん使う、よさそうなものを見つけたら「値が下がるまで待つ」なんて言わずに、欲しいと思ったときに手に入れる。そして、そのワクワクした気持ちが最高潮のときに十分に楽しむ。普通に賢い人は、みんなそんな風にしていたのでしょうね。
どうも私は貧乏が心底しみついていて、「いいものだから、使ったらもったいないよ」なんてついこの間まで、場合によっては今も本気で思っていたりするのです。そんなことをしている中に使えなくなって捨ててしまったものは数知れずです。
とは言っても「いいもの」なんて、大して家の中を探してもないんですけどね。そうそう、先日エアコンを買い替えたら、東京都の補助金制度にギリギリ間に合い、1万円分の商品金がしばらくしたら送られてくるそうです。
これも「商品券をどこかに取っておく」なんてことはせずに、これを使って近所のちょっと高級なスーパーで美味しいお肉でも買うことにしましょう。そう言えば、大昔にもらった「ビール券」というのがどこかに大量にあったハズです。これも、これからどんどん使うことにしましょう。2025年7月には日本を大きな津波が襲うとか何とか、知らんけど。
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今週は忙しさもピークで、まったく残業がないハズの仕事が、毎日20時過ぎまでヒーヒー言いながら働いています。明日（というか今日）は、もう一週間も後半です。みんな頑張れ！ オレ頑張れ！
