とても保守的な生活スタイルなので、一度「これ」と決めてしまうとほとんど変更をすることはありません。クレジットカードもそうで、「つい先日まで」メインに使っていたカードは調べると20年間使い続けてきました。
それが、数日前のエントリで書いた様に「情報流出」を原因として、カードの再発行が強制的に行われることになったのです。再発行期間中はこのカードが使えなくなってしまったことから、これまで殆ど使ったことのない別のカードを使わざるを得なくなってしまいました。
当たり前のことですが、それで少しも困りません。それどころか、こちらは最近作ったものなので、利用すると時間を置かずに「利用実績」の速報をメールで送ってくれるといったサービスがあって、これが至ってウレシイのです。それにポイント付加が相当に強力だったりします。
自分でも「あらら」と思うものの、僅か数日の間にすっかりメインで使うクレジットカードが入れ替わってしまいました。これ、私だけでなく多くの利用者が同じ様なことをしているのではないでしょうか。再発行をせざるを得なかったカード会社、結構な損失と思いますよ。
企業でも個人の活動でも「移行コスト」というのはとても大きいものなので、いろいろと検討した挙句に「このままの方がまし」という答えに至ることも多々あります。個人においては、移行したらメリットがあることは分かっているけれど、面倒くさいから移行しないという決定がされるケースがとても多い様に思います。私なんか、このカタマリみたいなものです。
人によってはこのあたりをスパッと割り切って、どんどん移行しちゃう、乗り換えちゃうなんて人もいることでしょう。そのバイタリティがうらやましく思います。私なんか、今回の「情報流出」騒ぎでもなかったら、一生クレジットカードの変更なんてしなかった様に思うのです。
これを機会に「ずっと使ってきたサービス」「ずっと買い続けてきた商品」を見直すのもよいかなと思っています。今は移行コストを下げるためのキャンペーンや、試供品の提供もしきりに行われていますしね。
次はネットの回線業者かな。ずっと昔に工事をしたままですが、今でも下り上り共に100Mbpsを超える速度があるので動画をみたりする程度では何も不自由はありません。少し他所のお宅の回線事情を調べたら、今は普通に下り500Mbpsなんてことになっていたのには驚きましたが。（フレッツ光の場合、平均でも300Mbps近い） 後は月5,000円程度（回線＋プロバイダ料金）の支払いを高いと考えるかどうかです。でも、いろんなところに今使っているプロバイダのメアドを登録しているし… 面倒くさい。
愛猫のごはん、今までのカリカリに加えて、今月かウェットタイプのものも食べてもらっているのです。いつものものを購入したときに「おまけ」で付いてきた試供品を食べさせたところ、珍しく好評で、そのままにこちらも購入となりました。この子も食べ物に保守的で決まったものしか食べてくれずに、今後の供給されなくなったらどうしようと思っていたので、少し安心しました。まぁ、移行するときはあっけないのです。
