よく言うじゃないですか「会社に勤めている」という信用を失うとできなくなってしまうものがあるって。例えばクレジットカードを作るとか、ローンや割賦が組めなくなるとか。8月から晴れて?無職になりそうなので、その前に何か「やっておかなきゃいけないこと」ってあるかしらん。

それで、「定年後 無職 審査」なんて言葉を入れて、軽くググってみます。すると、こんな検索結果が出てきます。「クレジットカード」を作っておく、「ローン」を組んでおく、「住みたいところに引っ越し」をしておく、まぁ、想定の範囲でした。

「クレジットカード」については、既に何枚も持っていて、これ以上作る必要はないので、問題はありません。けれど、(もうすぐ解約してしまうけど)スポーツクラブに2年前に個人で会員になったとき、会費を支払いを必ず指定したクレジットカードでしなくてはダメ!ということで、新たにカードを作った(作らされた)ことがあったのです。こんなケースだと、今後は「定年後 無職」だと決済するカードの審査が通らずに会員になれない、なんてことになるのかな。

それにしては、スポーツクラブは明らかに無職の老人だらけなんですけど。みんなクレジットカード会社がひれ伏すような「金融資産」を持っているのかな。それとも、みんな若い中から、ずっと会員のままなのかな。分かりません。

それから「ローン」ですが、英語だと何となく気楽に聞こえますが要は「借金」ですから、これはこれから、絶対にしてはならない!と固く決めているのです。但し、「車」については、もしかすると「ローン」や「リース」を使いたいと考えるかも知れません。

カーリースは「年収200万円」というのが契約できる下限らしくて、これは年金額でもOKなのだとか。カーローンも年金受給者であれば、「通らないことはない」らしいことが分かりました。大事に今の車に乗れ!、もしくは無職になる前にローンを組んでおけ!ということですね。まぁ、現金で買えばいいんですけれど。

60歳からの住宅ローンである「リ・バース60」(住宅金融支援機構+金融機関)については、年金受給者であっても問題なく融資してもらえますが、「年収に占める全ての借入れに関する年間返済額および年間支払額の合計額の割合」などで審査が行われる様です。何だか返済が終わらない中に死んでしまうと面倒を親族に迷惑を掛けそうで、やっぱりニコニコ現金払いがよさそうです。

「分割払い」「割賦」については、ほぼカード会社の審査と同じらしく、有名な通販会社さんでも「無職」だと審査に落ちたなんて話がネットにたくさん転がっています。でも、家電をTV通販番組をみて買う、なんてお年寄りばかりだと思うんですけどね。みんな、どうしてるんだろ、あんなに「分割手数料、〇〇〇が負担します!」なんて煽っておいて、いざ電話すると「あなたは無職なので、分割払いはできません」とか言われてしまうのかな。

(賃貸物件への)「引っ越し」については、今のところ考えていないのですが、万が一でもその様な事態になった場合には、自分が「老人+無職」という最弱コンボであることを覚悟しました。これはお金関連の審査よりも、相当難しい様子です。しんどい世の中だなぁ。

とにかく「無職」になるということは、「現金頼み」ということを改めて認識した訳です。まだ無職になっていない段階で言うのも何ですが、早々にも何か仕事を再開しなくてはいけません。あまり「無理」な仕事はできないけれど。

無職後の「to doリスト」なんてものを作って、思いついたときに項目を書き足しているのですが、結局は「普段でもできるのにサボっていたものをやる」というリストになり掛かっています。豪華客船で日本を一周するとか、有名店に懐石料理を食べに行くとか、全然魅力的に思えません。そりゃ、誰か招待してくれたら行きますけど。それよりも「仕掛り」を片付けることがしたいんですよ、ツマンナイことの。

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