初めて有料のトークライブを視聴しました。とは言っても「生」の時間は都合がつかずに、録画されたものの配信でしたけれど。とても面白い動画をようつべで公開してくれている人がいて、その人の話を今回の配信で2時間以上、じっくりと聴くことができました。

この人がどんな発想で動画を作り、何に拘っているか、そんな話が聴けて、大満足でした。きちんと編集されたコンテンツもよいのですが、「閉じていない」ものを同時体験することにワクワクしました。(正確には同時体験ではありませんが) 料金は1,660円。よいお金の使い方をしました。

これ、2/23に新宿のライブスペースで開催されたイベントで「限界ニュータウン」in DEEP」というものでした。出演者はようつべで「資産価値ZERO -限界ニュータウン探訪記-」というチャンネルを立ち上げている吉川祐介さん。

ようつべでも吉川さんのチャンネルは「密かな人気チャンネル」として短期間で多くの登録者、視聴回数を得ています。また、吉川さんが10月に上梓した書籍『限界ニュータウン 荒廃する超郊外の分譲地』は発売当初から評判となり、現時点で早くも四刷となっているそうです。私もこの本を現在「読んでいる」最中で、正にマイブームという訳です。

吉川さんの書籍の出版元のサイトから、この本の紹介文を引用します。

千葉県北東部には俗に「限界住宅地」「超郊外住宅地」、あるいは「限界ニュータウン」と呼ばれるような分譲地が数多く存在する。そのほとんどが1970年代半ばから80年代にかけて、投機目的で分譲されたミニ住宅地である。首都近郊にありながら、交通利便性は悪く、生活インフラもあまり整っていない。家屋よりも更地のほうが多く、住民の新陳代謝もあまり起こらない。無住区画はどんどん荒れ地化していき、共同設備は劣化。住宅地は管理不全に陥っていく。これは千葉県だけの問題なのか。だれがこの状況を作っているのか──。「限界ニュータウン」を訪ね歩きつづける著者が、その誕生から現状をたどり、利活用と未来を考える。

ようつべの動画については、私が下手な説明をするよりも、先ずは見てもらうことをオススメします。論点の設定と、それを掘り進めていく吉川さんの思考の流れが本当にスリリングなのです。(下手な説明をしてしまいました)

ようつべでは、千葉県内だけでなく軽井沢や越後湯沢といった土地にも吉川さんは足を運び、「今や顧みられない別荘地」「原野商法の土地」についても対象にして、何が今の現状を招いたのかを考察しています。高度成長期を経て、バブル崩壊で幕を下ろす「狂乱の土地神話の時代」に起きていたことが、当時の分譲会社の新聞広告などを手掛かりに明らかにされていきます。(また、下手な説明をしてしまいました…)

トークライブは2時間30分に渡り、吉川さんの尽きぬ話をたっぷり聞かせてもらいました。満足すると共に、ますます、これから公開されることになる動画への期待が高まりました。こんな体験を自宅のパソコンの前でさせてもらえるなんて、本当にいい時代になりました。

やっぱり、「人の話」を聴くというのは面白いですね。閉じた世界で、噂話や人の悪口を聴くのはこりごりですが。それにしても世界にはいろいろな人がいるものですね。

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