私、余りいろんなことに「こだわり」がないと思っているのですが、文字を打つキーボードに関しては少しうるさいのです。好みはキーのストロークが深めで、「カタカタ」と音がするもの。ネット通販で買ってしまうと中々に「これ!」というものに出会えないので、本当は何種類もキーボードが試し打ちできる大きなショップで当たりを探したいのですが、キーボード選びだけのためにわざわざ隣町まで行く気にもならず。
それで、しばらくの間使っていたキーボードの「c」と「i」が、打鍵しても抜けてしまうことが度々になってしまったので、性懲りもなくネット通販で新しいキーボードを買ったのです。余り期待はしていなかったのですが、家に届いて、梱包を解いて、PCに接続して、使い始めたところ、意外にも好みを満たしていて「よかった」のです。カタカタカタ、何だか文字を打ち込んでいる感じがしてうれしくなってしまいます。
GWの真っ只中ですが、飛び石すぎて、みんな川に転落をしています。私も今日(4/30)は出勤をしたのですが、全然通勤電車が空いておらず、乗車駅のホームでボーっとしてしまいました。ガラガラの電車で、のびのびと出勤することを夢見ていたのですが、普段より混んでいるくらいの乗車率で、いきなり不快度300%でした。
もう「甘いこと」を考えるのはよそうと思うのですが、人間として軸ができていないことから、いつまで経っても「甘いこと」ばかりを考えてしまいます。これ、厭世的に、ニヒルに、斜めに世間を眺めるということではなく、そもそも60歳をとうに過ぎたオジイサンに「上手い話」など待っている訳がありません。
ちょっとイヤなことがあったんですよ。上手い話を聞かされていたことに関して、横から顔を出した若い人に、ハシゴも脚立もイスも何もかもを蹴っ飛ばされたみたいなことです。まぁ、それもこれも私が「甘いこと」を考えて、少しホクホクしていたのがいけないんですけどね。
お陰様で、正気に戻りましたよ。オジイサンはオジイサンらしく、周囲で起きていることを「他人事」みたいに眺めているのが身の程です。だって、その場で暴れたり、自己主張をしたところで、そこで何かを動かすことも、変えることも、決してできないし、望まれてもいないのですから。何だかヘラヘラと笑ってしまいました。
いつの間にか63歳にもなったし、いい加減大人にならなくちゃだわ。