AIに代表される最新のテクノロジーは富裕層により一層の恩恵を与え、中流階級の仕事を奪い、きつくて低賃金の仕事に多くの人を振り分けるのだと言われています。普通に想像するに真っ先に「単純な仕事がロボットなどによって自動化される」と思うのですが、この部分は自動化するメリットがない、つまりこのままヒトを働かせた方が安いのだそうです。

「何となくこれから先はヤバいぞ」いうことで、若い人たちを中心に空前の投資ブームが起きているそうです。一方で、一時の熱狂が去ったのか「FIRE](Financial Independence, Retire Early)という言葉はさほど目にしたり、聞いたりしなくなった様な気がします。

FIREできる目安と言われる「年間支出の25倍の資産を準備する」なんて、大変なことです。苦労してでも楽をする、確かにこの世界では「お金があること」は自由になれる一つの方法とは思いますが、節約したり、投資や運用をしたり、毎日気が休まるときが無いような。

投資にせよ、FIREを目指すにせよ、よくみんなお金を持っているなぁと思っていたのですが、実際には「お金を増やすために借金をする」という人たちも少なからずいるそうです。低い金利でお金で借りて、これを投資で増やしていく。みんな、随分と怖い橋を渡れるものです。

こういう話にはいろいろと付け込む人が忍び寄ってくるのが常です。最近はこの「借金投資」に関する犯罪も多発しているのだそうです。NHKさんの「クローズアップ現代」という番組で報じられていて、思わず見入ってしまいました。

ここでは、借り入れたお金の返済以上に賃貸収入があるとして、中古のマンションを実勢価格よりも高い金額で住宅ローンで購入させる手口が紹介されていました。当然ながら、建物の価値が低いので、賃貸収入は見込みよりも低いものしか得られずに、借金返済もままならない。

そもそも住宅ローンは投資目的の物件には使えないので、被害者?も金融機関などに実状を話すことが憚られ、泣き寝入りになっているケースが多いのだそうです。「みんなやっている」という言葉で安心してしまったのだそうです。

「上手いこと」をしようとするとそのツケは必ず自分に回ってくる。若い中ならともかく、もはや何かを背負ってしまっても、これを挽回もできない年齢の私としては、これを改めて肝に銘じたいと思います。虎の子の貯金を失うばかりか、返すことができない様な借金を背負うなんて、どんな怪談よりも怖い話です。

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