先日買った食洗機、10万円程度したのですが、購入元の大手家電サイトでそれなりにポイントが還元されているに違いないと思い、サイトで確認をしたのですが、1ポイントも加算されていません。ポイントを使って、怪しいパソコンのガジェットでも買おうと企んでいたのにどうしたことでしょう。
それで、サイトの問い合わせフォームから、怒りを抑えて、「何か私に手違いがありましたか」などと下手に出た文面で確認の問い合わせを行いました。すると、しばらくして、「そもそもあなたが買ったのは特価設定なので、ポイントは付きませんよ」という回答がありました。何だかもの凄く損をした気分になりました。61歳にしては、小さ過ぎる話です。
さて、当たり前の話ですが、自分で管理できる「危機、リスク」には限界があります。それも極めて狭い範囲で。急に戦争が始まるとか、大きな天変地異に巻き込まれるとか、国家の財政が破綻するとか、そういった類のものは憂うのはいいとしても、悩んでも仕方がありません。何となく世界は「ヤバイ」感じになってきましたけどね。
だからと言って自暴自棄になったり、「何をやっても同じだよ」なんて大暴れをしても仕方がないので、「このままの延長線上にある未来」を信じて、きっと私はこの世にお別れを告げる直前まで「何かに備える」のだろうな思っています。
それで、無職記念?に自分で管理できる「危機、リスク」というのを改めて考えてみたのですが、行き着くところは、たった二つの「単純なこと」に集約されることが分かりました。それも、余りに当たり前のことに。
それは「健康」と「お金」です。勿論、「家族」というのもあるのですが、これは相手がどう考えているかをこちらが変えられるものではないので、ひとまずは別扱いしておきます。
若い頃から「規則正しい生活」、「バランスのよい食事」、「適切な運動」といったものをしてこなかったツケが、この年になってから段々に隠せなくなってきました。集中力は続かないし、体の各パーツの劣化が著しいのです。
特に視力の低下と足腰の衰えには、この辺りで楔を打ち込まないと取り返しが付かないな、と実感することが多くなりました。先ずは「早寝早起き」ですかね。それから毎日ブルーベリーを100粒くらい食べるとか。酸っぱいけどね。
「お金」の面では、とにかく不要な出費を極力抑えること、これが自分でできる「危機管理」です。何せ、しばらくは失業保険にお世話になる身ですからね。勿論これだけでは生活するには足りないので、何か突発的な出費が発生せずとも、普通に「貯蓄の切り崩し」をすることになります。
故に、日々の出費を「意識して抑える」ことが、唯一可能で確実な危機管理対策という訳です。投資なんてなれないものをやると、大ヤケドするのが必至なので近寄りません。思えば「ムダなもの」、沢山買っているんですよ。まぁ、それが楽しいんですけどね。しばらくの間は「すぐにポチらない」が我家の標語です。
それに、失業保険を受給できている間は、まだこの収入?がありますが、この期間が終わって、まだ次の仕事が見つからないなんて状態になると、精神衛生上もよろしくありません。そうなったら、きっと、クヨクヨしたり、ジクジクしたり、キリキリしたりするんだろうな。年金貰い始めちゃおうか…なんて思うんだろうな。
そんなことになる前に、何としても再び働かなければなりません。そう、そのときに私が唯一アピールできるのは「健康です」ということなんでしょうね。
無職の私にできる「危機管理」というのは、この二つだけなんだと思ったら、何だかサッパリした気分になりました。それ以外は「思うて詮無きことは思わず」なんでしょうね。8月の半ばには、不整脈との今後の付き合い方もはっきりしそうですし、それまでは何もできないのですから、「思い悩まず、早寝早起き、せっせと動いて、ケチケチ暮らす」ことにいたしましょう。