最近は「立ちそば」のお店まで、外国人旅行者の姿がある様になりました。トンカツやラーメンとちがって、「そば」は外国人、特に欧米の人の口に合うのかなと思いますが、ランチタイム、しょぼくれた日本のサラリーマンに混じってそばをすすっています。背負ったバックパックがときに邪魔だったりしますけど。

そば、トッピングはなんでもOKの万能選手ですからね。天ぷら、コロッケ、おでん、とろろ、月見…外国人旅行者に人気のメニュって一体なんでしょうね。

さて、よく「高齢者の望ましい生き方」みたいな記事やTVの特集を見ていると、「他人と比較をしないのが大事です」なんてことが必ず言われます。これ、コンテンツを作っている若僧(失礼!)には分からないと思いますが、「他人と比較をしない」なんて頑張らなくても、年を取れば、いつの間にか「他の人のことなんか、どうでもよくなる」様に思います。

もちろん「異論」だらけと思いますが、誰がどこに住んでいようが、何を食べていようが、幾らお金を持っていようが、どんな幸せを手に入れていようが、そんなこと、本当にどうでもよいのです。強がりを言っている訳ではなく、身の回りにあるもので、もう十分です。それすら、持て余す始末ですから。

その一方で、自分をその対象から「すかっ」と外して、勝手にこの世の万事を格付けすることは、どんなに年老いても、本能として一生続けることでしょう。

史上最強のホームランバッターは誰? おいしい即席ラーメンは何? 女性歌手で一番歌が上手いのは誰? 行ってよかった温泉はどこ? 自分の頭の中で無意識に「勝手な格付け」が出来上がっています。そうじゃなければ「嗜好」なんて、存在しないことになってしまいますからね。

これ、「他人」を対象に勝手に格付けするのが、サラリーマンの飲み屋での楽しみ、醍醐味の一つと思ったりします。流石に上下関係のある人とこんな話はできませんが、同僚とワイワイと騒ぎながら、「職場の人たち」を勝手にいろんな角度から格付けする、こういうの下世話ながら楽しいんですよね。今の人たちはこういうのダメなんですかね。

当然ながら「自分」もまた、いろいろと「格付け」の対象になっていたのかも知れません。話がつまらないのは…とか、酒癖がわるいのは….とか、何だか自分がどのカテゴリで格付けされていたか、少し関心があったりします。もっとも、どのカテゴリでも想起されない「空気」の様なものだったのかも知れませんけれど。

*****
ちなみに、私の好きなパスタソース?の格付けは、たらこ<ミートソース<カルボナーラ<ペペロンチーニ<ナポリタン だったりします。明日のランチは職場の近くのお店に行ってみますかね。

***
ブログランキングに参加しています。よろしければポチっとお願いします。やる気がでます。