4月から週3日働いている勤め先で年末調整をしました。去年までは以前に勤めていた会社で大変に行き届いた支援をしてもらえたこともあり、ほとんど自分では何も考えずに社内の申請システムでボタンをポチっと押すだけで終わっていました。保険の類も給与からの天引き分で控除金額の上限に達していましたので、特に何もすることはなかったのです。

今回はほとんど初めて自分で記入をし、保険やiDeCOなどを対象とした控除に必要な証明書を集めて、これを提出しました。最初は結構に難しそうだなと思い、youtubeで解説動画などを見たのですが、却って混乱してしまい、結局、申請用紙と共に勤め先が付けてくれたシンプルな「書き方の手引き」を見て、記入を行いました。

年末調整という制度は世界でも珍しい制度の様子でドイツ、ポルトガル、ノルウェーなどに同様の制度がありますが、アメリカ、フランスなどには年末調整 (源泉徴収のみ) はないそうです。個人とお役所がすべき事務作業を企業が取りまとめて実施するということが、何の混乱もなく 、社会として 当たり前の様に粛々と毎年この時期に行われていることは、思えば有難いことです。

今年は、年の途中で転職をし、給料が大幅に少なくなったことから、果たして還付金がもらえるのか、それとも追加徴収が発生するのか、関連する情報が掲載されているWEBサイトを飽きもせずハシゴしては一喜一憂をしています。真剣に計算する気が起きないので、どの様な結果になっているのか、12月の給与明細を楽しみにしています。

今年は前の会社と現在の勤め先の給料以外に、前の会社からの「退職金」+「進路選択金」(退職金の上乗せ)がありましたので、年が明けて2/16から3/15の間で、確定申告をしなければなりません。また、高血圧や心臓病の診察と投薬に随分とお金を支払いましたので、初めて医療控除の申告も行います。
確定申告は勤め先は助けてくれませんので、じっくりと自分ひとりで取り組みます。e-Taxを利用して自宅のパソコンで作業ができるので、それほどにストレスはありません。というか、結構にこの手の手続きを完遂させることが好きなので、「さぁ来い!確定申告」という妙な気分でもあるのです。

年末調整が終わり、父母の命日(共に11月)が過ぎると、間もなく1年が終わります。

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