申請していたマイナンバーカード(マイナカード)の引き渡し準備ができたので、居住する自治体まで受け取りに来てくださいという連絡があり、事前予約の上、昨日(12/21)役所まで行ってきました。総務省によると、12/18時点で、普及率63.7%/約8,000万人(申請受付ベース)だそうです。

マイナカードの交付は平成28年1月(2016年)から始まっており、私はほぼ7年経過した後にようやく入手しました。これには何のポリシーもなく、ただ手続きが面倒に思えたというだけのことで、今回は「2万円もらえる」ということに釣られて、申請をしました。

こういう「手続き」作業って、基本的には大好きなのですが、始動するまでに時間が掛かるので、いつもは「時間切れ」ギリギリでの対応となります。今年2月の確定申告も期限ギリギリで行ったことを思い出しました。

今回も「年内申請で2万円」というプロモーションに釣られて、締切前にばたばたと手続きを行った訳です。(いつの間にか期限が2023年2月までに延長されてました) 申請手続き自体は特に面倒なこともなく、パソコンからサクサクと行うことができました。また、役所での受取りも特に混乱もなく、幾つかパスワードの設定作業をして、10分程度でカードを手にすることができました。ここまでは快適でした。

それで、自宅に戻ってから、肝心のポイント付与の手続きに少し苦戦しました。制度や仕組みに問題がある訳ではなく、私が間抜け、というかいつの間にか「問題処理能力」が相当に劣化していたことに気付かされました。

今回の2万円というのは、内訳として、健康保険証としての申し込み分(7,500円)、公金受取口座の登録分(7,500円)、選択した決済サービスの利用ポイント上乗せ分(最大5,000円)となっています。乱暴に考えれば、確定15,000円+決済サービス利用に応じて最大5,000円ということなのです。

それで、この付与手続きを自宅のパソコンからすることにしました。先ず「決済サービス」の選択ですが、我家は「xxpay」の類は使っていないので、ポイントは「SUICA」に付けてもらうことにしました。私とカミさんの二人分の手続きです。

するとカミさんのSUICAカードが「無記名」のもので、これでは登録ができないことを知ります。そこで、駅まで行き「無記名」→「記名」への登録切り替えを行います。これ、定期などの自動発券機でできることを知りました。まぁ、この切り替え作業はこれから先、することはないでしょうけれど。

そして、家に戻って、今度はICカードリーダーをパソコンに接続して、マイナカードを読み込ませます。ここで問題発生で、一向にカードを読み込んでくれません。画面上に表示されるエラーコードを頼りにネットで対処方法を調べたり、ICカードリーダーの故障を考えたり、はたまた役所でのデータ登録時のエラーを疑ったりして、2時間程も費やしてしまいました。

結局、これ、カードリーダーへのマイナカードの挿入面が逆だったという、馬鹿らしいミスに基づくものであることが分かりました。誰だって思いますよね、カード前面を上にしてリーダーに入れるって。ところが、私が使っているリーダーはカードの磁気面を上にして挿入しなければいけなかったのです。

こんな初期トラブル対応すら頭の中に浮かばなかったとは… もはや、頭の中が「セミリタイア仕様」になっていることを思い知らされました。きっと、こんな調子で、いろんなところで周囲に迷惑を掛けているに違いありません。先ずは自分の所作を疑う、これ大事です。

ポイントが私のSUICAに付与されるのは来月中旬だそうです。確定分の15,000円、何か自分の免疫力を高めるものを買うことにしたいと思っています。最近、周囲でもコロナに罹患する人が増えていて、しかも重症化している人までいます。美味しいものを食べて、楽しいことを考える。これが最大のコロナ対策だと思っています。

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