今日(6/7)は日中、暑かったですね。今シーズン、初めて冷房を入れました。確か一昨日ぐらいまでは、夜、暖房を入れていたんですけどね。愛猫が床でゴロンと寝てしまうので、万が一、夜間に温度が下がって、家の子に風邪をひかせる訳にもいかず。まぁ、本人は暑かったり、寒かったりすると、勝手にどこかに行っちゃうんですけどね。

さて、家族とか、自分と連なる善きものとか、そういう「大切」以前のものとは別に、自分が選び、育み、愛情を注ぐことができるものがあるというのは、人生をとても豊かにしてくれる様な気がします。普通はこれを「趣味」と呼ぶんでしょうけどね。

そういうものがあると、何か面倒くさいことや、バカらしいことや、いわれも無く攻撃をされたときなどに、しおらしく神妙な顔をしながらも、そのことを考えていれば、「ワロスワロス」などとやり過ごすことができます。まぁ、ふざけた話ですよね、人や社会を馬鹿にしている訳で。

けれど、オジイサンになっても、相変わらずいろんなものを赦せずに、もしくは赦されずに、イヤな思いをして、寿命を削る思いをするくらいなら、もう「自分を守ること第一主義」を貫いてもよいよねなどと思うのです。それに、自分を守るその先に、初めて、他人を守る、他人を思いやることができる様にも思うのです。

「趣味」は「趣味」なので、貴賤もなく、上下もなく、加えて、それに関する自分の知識や技術も関係はありません。勿論、どれだけの時間を掛けたかなんても関係はありません。「趣味自慢」をする様な奴はワンちゃんにでも食われて…です。

「趣味」は自分だけの不可侵の領域ですからね。とは言っても、このことでマウントを取ってくる人が大半ですけれど。きっと、こういう人たちの「趣味」は相手にマウントを取ることなのでしょう。迷惑な趣味です。

昔、取引先にJAZZに詳しい人がいて、その人と一度飲んだことがあるのですが、そのときは本当に素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。その頃、私は「JAZZの名盤100選」といった本に出合って、せっせとこの本で選ばれているCDを買ったり、借りたいしていたのです。

ちなみに私の趣味(病?)の一つに「集める」「コンプリートする」というものがあって、実は大してJAZZのファンという訳ではないのです。結局は、95枚程度まで集めたときに、「もうここまでいいや」という思いが突如発動して、JAZZ名盤の収集は終わりを告げたのです。JAZZファンの人、もし不愉快な思いをされたなら、ゴメンナサイです。なにせ私、「集める」のが趣味なものですから、お許しを。

それで、JAZZに詳しい取引先の人と飲んだときに何が楽しかったのか。それは、この人が一切、マウントを取る様なことがなく、こちらが尋ねたことや、的ハズレな感想を話したことに対して、まったく飾らず、奢らずに相対をしてくれたことなのです。

その人が30年、40年という間、ずっとJAZZを愛してきたこと、膨大な知識を持っていることなどは会話を始めて、すぐに分かりました。けれど、そのことを何一つひけらかすことなく、ただただ楽しくJAZZの話をしてくれたのです。本当に何かを愛する、それを大事にすることの手本を、そのときは学ばせてもらいました。

少し時間ができたので、「趣味」の棚卸しでもしようかなと思っています。これから先、「本当に大事」と思えるものに対して、改めて愛情を注ぐのもよいなぁとボーっと考えるのです。さて、私が「本当に大事」と思えるものは何だったのか、余計な制約条件を加えずに、先ずは紙に書き出してみますかね。

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我家から一番近くにある洋食屋さんに、カミさんと晩ごはんを食べに行きました。こういうとき、最近はカミさんがオーダーしたものと同じものを頼む様にしています。私、かなりの確率で、他の人が頼んだものよりも遅れて料理が出てくるのです。ひどいときには、そもそもオーダーがモレていて、いつまで経っても出て来ないときもあるのです。

それで、今晩はカミさんとハンバーグ定食を食べたのですが、ここでも「ライス」(お米)が全然ダメで、今、日本中、こんなことになっているのかなぁと驚かされました。固くて、パサパサで、風味も甘さもない。どうしたことでしょうね、日本の未来が心配です。

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