きっと世の中にあるモノやサービスの品質が、昔に比べて驚く程に向上しているに違いありません。その背景には、ここしばらくの間、破滅的な天変地異も戦争もなく、ニンゲンの技術や経験が途切れることなく積み上がったこと、更にはIT、AIが世界の進化を圧倒的に加速させたことがあるのでしょう。
だから、これからも、世界は変わり続けるし、例え、ニンゲンが変化について行けなくなっても、AIが勝手に世界を先へ先へと推し進めていくに違いありません。何故、そんなことを「しみじみ」と思ったか? それは最近猫草を育てるのに使っている培養土が、余りに出来がよいからです。
「大丈夫かよ」と思う程に軽い土で、袋に詰められているときは乾燥してサラサラ。ここに猫草の種(燕麦)を蒔くと僅か3日程で発芽し、更に3日程で愛猫がハミハミするには十分な背丈まで成長します。しかも種から生えた根は土中深く張られ、ニンゲンが引っ張っても簡単には抜けない程。こんな魔法の様な土、昔はなかったですからね。愛猫ともども、技術の進歩には感謝です。
さて、昔から「教訓」や「ちょっといい言葉」を集めるのが趣味?で、今もそんなものに出会うと新鮮な驚きを感じてメモをしたりしています。それで、最近であった幾つかの言葉を備忘としてこのエントリに書いておくことにします。
先ずはネットを渉猟していたときにどこかの「知恵袋」みたいなサイトで見つけた言葉です。「給料の大半は対人関係の手数料」。本当の元ネタ?は分かりませんが、いいな、これ。もっと若い頃に出会いたかった…
仕事で人に悩んだときに、「仕事なんだから辛いのは当たり前」なんて一層凹む様な慰め方ではなく、こういったニヤリとする表現を口にして一休みする。これからの「小さな仕事」でも使わせてもらおうと思っています。
有名な話?と思いますが、ダルビッシュ投手が20歳の頃に打ち込まれて凹んでいるときに、40歳になって落ちぶれた自分を想像したそうです。そうしたら、神さまが「もう一度20歳に戻るチャンスをやる。けれど、やれることをしなかったら、また落ちぶれた40歳に戻す」と言ったという状況を自分で設定したのだそうです。勿論、それからの大活躍は誰もが知るとおりです。(検索したら、こんな記事(Number Web 2019.08.12)が見つかりました)
これ、幾つになっても「使えそうなアプローチ」で、何だか勇気付けられますよね。例え60歳の私であっても、まだ、未来を変えられるんじゃないかって。(本当は変わらない)
それから、2月に読んだ「失敗図鑑」(大野正人さん)という本にあった「ふつうに生活をしていると、ついつい、自分のまわりにあるものだけを世界と思ってしまいます。でも、実際の世界は、ものすごく広いのです」という言葉がに心に残りました。
セミリタイアしてから、基本、幸せなものを寄せ集めた世界で生きていて、ともすれば世界がとても小さくなりがちなのです。せっかくこの時代に生きているのですから、少しは世界を広げる努力もしなくちゃね、などと「XXすべき」の名残がまだ私の中にあったりします。子供向けの本でしたが、教えられることが多い本でした。
返信用にと、私の名前や住所がプリプリントされた申込用紙が封入されたDMがよく送られてきます。あれ、何とかならないですかね。捨てるときに念入りに用紙に目を通して、必要に応じて細断をしないといけません。客に気を使っているツモリで、申し込みをしない(客ではない)人にはムダなことを強いる。あーっ、本当に面倒くさい。