10月に受けた心房細動のアブレーション治療の術後の状態を診るために、先週、ホルター検査機を一日装着していました。昨日(3/15)は、午前中にその結果を病院で教えてもらいました。

うれしいことに心房細動の再発もしていないとのことで、今、三種類飲んでいる薬の一つを「もう止めても大丈夫ですよ」ということになりました。うれしくて、ランチにカツカレーを食べてしまいましたよ。カツカレーを発明した人、エライなぁ。

さて、少し前に「トリクルダウン」という経済用語?らしきものが流行りました。これは、「大企業や富裕層を先行して豊かにすれば、中小企業や低所得層にも富が波及し、国民全体が豊かになる」というものでしたが、平たく言えば「おこぼれに預かる」でしょうか。

古今東西、みんな?「おこぼれに預かる」のが好きで、よく時代劇で出てくる「XX屋、お前もワルよなぁ」というのも、賄賂を渡して便宜を図ってもらい、全体利益の一部をもらうというものだったりします。

これ、人間の本能として、他人のこういった行為は許せないものの、自分が「おこぼれに預かる」立場になると、途端に「その一味」になってしまうのだそうです。会社の様な組織でも、流石に賄賂は渡さずとも「ご機嫌取り」をして、地位と権力のある人に愛でられて、何らかの利益を得るなんてことは普通に行われます。

というか、会社というのはそういう「ルールの場」ですから、みんなそれに準じて頑張ればよいのです。とは言っても、そんなことばかりをして、くるくるとみんなが回っていては事業が成り立ちませんから、きちんと「モノを見れる管理職」がある程度自然発生してきます。存続する組織というのは上手くできています。

それで、私もまた?「おこぼれに預かる」のが好物なので、隙有れば、そのスキームに潜り込みたいと思っています。所詮「おこぼれ」ですから、大した利益ではないけれど、僅かな努力でそれが得られるとしたら、そんなラッキーなことはありません。

されど「うまい話には裏がある」というのは真理ですし、「うまい話」に乗って、これまで散々な目にあってきた私ですから、自分では絶対にケガをしない範疇でそれに加担し、期待もせず幸運にも「おこぼれに預かる」というのが大事!と肝に銘じているのです。

思えば、みんな?「ハイエナ」みたいなものですね。ちなみに「ハイエナ」は大きな分類では猫の仲間なのだそうです。そして、「他人の獲物をかすめ取る」といったイメージの悪い動物ではありますが、実は自分たちでも狩りをするし、屍肉を食べるという汚れ仕事もこなせる万能な生き物なのだとか。何よりも知能が高いとのこと。「ハイエナ」、いいじゃないですか。

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毎年、この時期であれば新芽が出ているハズの桑の枝が「枯れ木」のままです。思えば去年、何だか元気なかったしな。長い間、小さな花と実をつけては、人や野鳥を楽しませてくれました。どこからか運ばれてきて、庭で芽吹いた子でした。

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