レモンの木

我が家の庭には２本のレモンの木があります。リスボンという種類で、５年ほど前にネット通販で買ったものです。

家にやってきたときは高さ３０cm程度の小さな苗で、大きくなることも見込んで相当に大きなプラ鉢に植えました。それが２年もしない間に巨大化し、鉢に植えたままでは可哀想なほどに成長しました。

その頃から可憐な白い花が咲いたあとに小さな実をつけるようになりました。収穫の夢を見ましたが、何故か３cm程度になると落果してしまい、肥料が足りないのか、鉢が小さいのかといろいろと気に病みました。ネットで調べたところ「木が若い時期は実が大きくならずに落果する」ということがわかり、少しほっとしました。

そして、昨年、ついに立派なレモンの実が７つ実ったのです。これは大事に大きくなるのを見守り、ついに11月に食卓にデビューしたのです。確か、焼き魚か鶏の唐揚げの脇を固めたのです。

そして、今年、５月についに鉢から庭に下ろしました。すると、木はさらに大きくなりました。そして、２本のレモンの木は今年も立派な実をつけてくれました。今年は15個ほどが実りました。夕食のタイミングで、カミさんに言われては庭にレモンを取りにいきます。お店で売っているものに比べて、圧倒的に香りが強いのです。そして、少しライムのような香りがします。これから年末まで、レモンの木に少しずつ実を分けてもらい楽しみます。