それで「はてしない物語」(ミヒャエル・エンデさん)なのですが、上巻を読み終わらないうちに放り出してしまいました。入院している間に読んでいたんですけどね。何というか…とても読み辛いのです。表現がさっぱり頭に入って来ませんでした。

訳した方と私との相性の問題、というか私の能力の問題なんでしょうけどね。結局「虚無」の理解にたどり着くことはできませんでした。無念です。

さて、新しい仕事に就く前にいろいろと「片付け」をしておきたい気分に駆られています。やばい借金とか、気まずい人間関係とか、忘れてしまいたい記憶とか、そういうものを「片付ける」のではなくて、使っていないものを「もったいない」と言わずにせっせと処分しているのです。

何度も断捨離には失敗して、というか、捨てることに未練があって「ひとまず、そのままに」していたものも、今回ばかりは(ある程度)聖域なく処分することに決めました。

昨日は「冷凍庫」と「冷蔵庫」を回収業者さんに持っていってもらいました。買換えではなく、ただ処分するだけなので、家電販売店さんにお願いもできず、近くにある回収業者さんに処分をお願いしました。どちらも小型のものなのですが、処分費用:約17,000円也でした。高っかいなぁ。

そもそもがメインの冷蔵庫が数年前に壊れたときに、買換えの品がなかなか手配できず、その間の急場しのぎで買ったものなのです。冷蔵庫、冷凍庫って、数日でも無いと困ってしまうのです。そのときは大いに助かったのですが、新しいものが到着した以降は大して何も入れるものがないにも関わらず「電源」だけは入れ続けていたのです。すごいムダです。

先日のエントリで余りに電気代が高い(月3万円程度!)ので「ファンヒーター」「オイルヒーター」の使用をやめたと書きましたが、「何も入っていない冷蔵庫、冷凍庫」については、合計で月に1,500円程度の電気代が掛かっていたらしいことが分かりました。(意外と少ない) 何だか、この調子で電気製品の利用を見直すと結構な倹約になりそうです。

それから「メルカリ」を始める!なんて意気込んでいたものの、すっかり面倒になってしまったことから、本(200冊くらい)についても、余りに古いモノは捨て、残りは近所の古本屋さんに叩き売ってしまいました。値が付いた本は僅かに10%くらいで、それ以外はタダで引き取ってもらいました。ちなみに合計で1,500円にもなりませんでした。

更にはDVDプレイヤーとか、ゲーム機とか、ギターアンプとか、部屋の片隅で埃をかぶっていたものたちも、みんな「ゴミ」として自治体に回収してもらいました。いつかはやらなければならないことは分かっていたんですが… 私としては今回、よく思い切ったものです。(ケチをこじらせている)

冷凍庫と冷蔵庫が無くなった後にできたスペースを、愛猫がしきりに気にしています。猫は変化に敏感なのです。せっかくキッチンが広くなったのですから、これから先、何も置かないことにします。ずいぶんとスッキリしました。

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