先週あたりから、我家のバラがキレイな花を次々に咲かせています。今盛んに咲いているのはオレンジ色のもので、とてもよい香りがします。もうじき薄い黄色のものが咲いて、その次には紫色の花が続きます。毎朝、この子たちの様子を見るのが楽しみで、うっかりすると会社に遅刻しそうになったりします。
何年も手入れをせずに鉢植えのまま、庭の片隅に放置していたものを、昨年の夏前に玄関の前に移動させ、それから液肥を頻繁にあげて、虫や病気の手当を続けてきたのです。あんなにヒドイ目にあわせてきたというのに、今年はこんなにキレイな花を咲かせてくれるなんて…何とお詫びをしたり、感謝をしたりすればよいのやら。本当に健気だなぁ、ニンゲン以外の生き物はすべて。
さて、フツーの方々は、きちんと「幸せを楽しむ」ことができているのでしょうか。ワタシは、本当に「幸せを楽しむ」ことが下手なのです。「幸せだ」「ウレシイ」と思うことがあっても、ただ、シンプルにそのことを楽しめず、いつの間にか、次の「不幸なこと」「不快なこと」を探し始めてしまいます。
例えば、とても美味しい食べ物に出会ったとします。ここでは、それをシナモン・ロールとしましょうか。甘くて、シナモンの風味・香りがして、噛みしめるときちんと歯応えもあって、どんな飲み物とでも相性がよくて、あっという間にペロリと一つを食べてしまいます。
そんなときに、自分がどんなに仕事に追われていようとも、何か深刻な心配事を抱えていようとも、地球に巨大隕石が落下するまで残り僅かな時間しかなくとも、目の前の「シナモン・ロールを食べる幸せ」を存分に楽しむことができたら、それは本当に素晴らしいことだと思うのです。
「それどころじゃねーだろ」とか「もっと真剣に考えろよ」とか「世界にはヒドイ目にあっている人も沢山いるんだぞ」とか、周囲でそういう声が響き渡っていても、お構いなし。とにかく、自分が出会えた「幸せ」そのものを存分に楽しむ、味わう、堪能する。
こういうことが自然体でできるのは、きっと「才能」なんでしょうね。それで、ワタシにはそれがまるっと欠けていて、それどころか、幸せの匂いを嗅ぐと「それどころじゃねーだろ」という呪いを自分にも、他人にもかけてしまう。それで、せっかくの「幸せ」を台無しにしてしまう。救われない話です。
今更ながら、そんなことに気付いたので、これからは「幸せ」に出会ったら、それをただシンプルに楽しむことができる様に少しづつでも心掛けていきたいと思うのです。思えば、周囲には「幸せ」がゴロゴロと転がっています。愛猫が足下で寝ている幸せ、キレイなバラの花を見る幸せ、大して具が入っていない「焼きそば」を食べる幸せ… どれも全力で楽しむぜぇ。
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ついに体力の限界を迎えて、GW前に今度の月曜日は有給をとることにしました。明日(4/18)から3連休です。あんまり、あれもこれもと、やることを考えるのはやめにします。まぁ、普段と変わらぬ週末ってことですね。