今朝、通勤のために駅に向かって歩いていると、後方から車のエンジン音が近付いてきました。そんなハズはないのです。何故なら、私が歩いていた道は一方通行だから。道の真ん中を歩く私に「どけ」とばかりにずんずんと近付いてきたので、振り向きもせずに指を一本立てて、ここが一方通行であることを教えてあげました。すると、途端に車は停車して、バックでずいずいと下がっていきました。この道、みんなやらかすんですよね。それに、この先で警察の人が取り締まりをしていることもあるし。気を付けてね。
いろいろなことを学ぶにつれ、どんどんと「怖さ」が増していきます。例えば、最初の頃は「ちょろいなぁ」などと大して注意も払わずにやっていた仕事が、実はミスをしてしまうと重大事故につながることを、その仕事を深く知ると分かってくる。
そうなると、今まで1時間で片付けられた仕事が、慎重に進めるがために2時間を掛けても終わらなくなってしまいます。勿論、それだとマズい訳で、2時間を短縮すべく、ミスをしないための仕掛けを作ったり、ミスをしたら確実に発見ができる様なツールを作ったりします。ここまで来て、やっと、その仕事ができる様になった!と言える気がします。
社会の仕組みや、人の心も、実は「怖い」ことに、老いる度に次から次に気付かされます。よくもまぁ、この年になるまで無事に生きてこれたものだと、背筋が寒くなることだってあるのです。触れてはいけないもの、踏み込んではいけないもの、見てはいけないもの、聞いてはいけないもの、世の中、禁忌だらけです。
臆病に生きる、タフガイを気取らない、勝手に自分が軽んじられたとイキらない、自分はまだ世界を理解している訳ではないと自戒する、そういうことって、結構大事だと思ったりします。ただの「カンチガイ野郎」が暴れて、周囲の人たちに迷惑を掛ける様では困ります。それに、そんな自分じゃこれから先、「怖い」の先にある新しい世界に気付くこともできないことでしょう。さぁ、明日からも臆病にいくぜ!
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明日(3/3)は東京地方、ぐんと気温が下がって、最高でも10℃にも達しない様子です。しかも雨、場合によってはみぞれや雪。せっかくの雛祭りだというのにね。昔、子供の頃、家にあった小さな小さなひな人形を思い出しました。あれは一体、どこにいってしまったのでしょうね。