睡眠時、よく夢を見ます。これは眠りが浅いためらしく、結局は睡眠の質が悪いのだそうです。そして、「眠りが浅い」原因はストレスや疲労、不安な心理状態といったことにあるそうです。言われてみるとそうかも知れません。私、修養が足りないので、結構にどうでもよいことがストレスになったり、くよくよしたりするのです。
でもね、そんな辛い?ことが原因で見てしまう「夢」であっても、何だか自分視点で映画の世界にいるみたいで楽しかったりもするのです。ここしばらくは、仕事に関連したものが多いかな。それは昔の会社のことだったり、今の会社のことだったり。それで、夢の中でも、登場する人の名前がさっぱり出てこないんですよ。すべては忘却の彼方なり、ってことですね。
昨夜(9/27)は数日遅れながら、結婚記念日のお祝いに、カミさんと数年前にできた寿司割烹のお店に行ってきました。出てくる料理はどれも美味しくて、それなりにボリュームもあって、お安くはない金額でしたが、十分に満足させてもらいました。
このお店のことは、カミさんが知り合いから聞いて「評判がいいから行こう」となったのがきっかけで、今回が初めての訪問でした。安くはないお店なので、これからもそんなに頻繁には行けませんが、年に数回はおいしいものを食べに、是非行ってみたいと思ったのです。
それで、お店には随分と若いお客さん(30代も前半?)もいて、お店のご主人との会話を聞くにかなりの常連さんの様子でした。何のお仕事をされているのかは分かりませんが、大したものです。
昔は、若い頃は薄給で、それが年功序列で段々と給料が上がっていき、最後は給料の後払いの総決算である退職金をもらって「上がる」というのが多くの勤め人がしていたゲームでした。今はこんなモデルは既に崩壊していて、若くても能力があったり、世の中の流れを読めていたりすれば、いきなり多くの収入を得られる時代なのかも知れません。加えて、投資による不労収入なんて、昔では想像もしなかったことが当たり前になっていたりします。
世の中、お金がすべてではありませんが、多くのことはお金があれば解決できたりもします。つまり、「お金の問題」というのは、最期のときまで、もしかしたら、その後までもついて回る大事なことなのです。目を背けることができないのであれば、残る生を全うするのに必要なだけの収入を得るために、何をすべきかを考え続けなければなりません。
リスクを背負わずに「自分の労働力だけを頼りに働く」のか、リスクを覚悟して「増やしてくれそうなところにお金を委ねる」のか… 難しいところです。いずれにせよ、失敗をした場合、もはやオジイサンにはリカバリーをする時間も元気もないのです。どちらかに「全振りするリスク」を考慮して、上手く残りの人生をヨタヨタと歩いていくというのが正解なんでしょうけどね。難しいものです。
*****
来週の水曜日からは10月が始まります。2025年も残すところ3ヶ月。だからと言って、何かが変わったり、何かを急いだり、何かを悔いたりもしないんですけどね。ただただ静かに時は流れ、次にハッと気付けば2026年になっている。20歳の時は1/20だった1年も、63歳の今は1/63になっています。老いると共に、時は加速していきます。