ジャージのウエストのゴムが力を失ってしまい、とても普通に履いていられなくなってしまいました。もはやここまで、ということなのでしょうが、ウエストを締めるための「紐」が、ウエスト部分にある穴の中を一周しているので、ここにゴム紐を通したら何とかなるのでは?と思い立ちました。

それで100均で一番太いゴム紐を買ってきて、この穴を通したところ、見事にジャージがシャキッとして、蘇ったのです。私、こういう、「再生工場」みたいな作業が大好きなんですよね。ジャンクPCをオークションで拾ってきて修理したり、園芸店で投売りされている枯れかかったバラを買ってきて花を咲かせたりとか。

まだ使えそうなもの、価値が残っているものが捨てられるのがイヤなのです。世界中のすべてを救える訳ではないのに、面倒なオジイサンです。

さて、明日の金曜日は何とかやり過ごすとして、今年も実質、残すところ1週間となりました。この時期、一日、また一日と通勤電車が空いていくのが、妙にウレシかったりします。恐らく、木曜日あたりから、目立って「人減ったなぁ」という感じになるのです。

昔は12/20過ぎあたりというのは、客先にカレンダーを配る「絶好のタイミング」だった様に覚えています。あまりに早い時期にカレンダーを持っていくと「もう年内は来ないつもりかよ」などといじられて、逆に12/25あたりで訪ねていくと「今年は来ないのかと思ったよ」などとやはりいじられたりしたものです。

こちらでカレンダーを差し上げて、先方から逆に「うちのも持ってけよ」なんてカレンダーをいただくことも度々で、こんな調子で会社のみんなが持ち帰ったカレンダーに、取引先さんが持ってきてくれたものが加わって、年末にはカレンダーがオフィスの片隅で山を成していたものでした。

大事なことは忘れてしまう一方ですが、こういうことだけは忘れなかったりするのです。ニンゲンというのは不思議なものです。そして、いよいよ年内の最終勤務日を迎えて、終業時間となり、「今年もお世話になりました。よいお年をお迎え下さい」などと挨拶をしては、一人、また一人と家路につきます。

いよいよ全面的にリタイアしたら、「よいお年をお迎え下さい」なんて挨拶を誰かとすることも、滅多になくなってしまうのでしょうね。今まで、そんなこと考えてみたこともなかったけれど。

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ホームベーカリーで焼いたパンが数日間では食べ切れずに、硬くなってしまいました。これまた捨てられずに、どうしたものかとネットに相談したところ、「フレンチトーストがいいよ」と教えてもらいました。カミさんにこのアイデアを伝えたところ、「面倒だから硬いパンは捨ててね」と瞬時に却下の憂き目にあいました。

仕方がないので、明日の朝は自ら「フレンチトースト作り」にチャレンジです。そう言えば、もう50年以上も昔、母親がフレンチトーストを作ってくれたことを思い出しました。美味しかったなぁ。今思えば、あれも、硬くなったパンを何とか食べるための工夫だったのでしょうか。今では永遠の謎です。

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