この土日(11/18、19)は結構に用事があって、粛々とこれをこなしました。歯医者さんに行って、クリーニング屋さんに行って、本を返して&借りて、床屋さんに行って、週末の買い物に行って、洗車をして、愛猫を病院に連れて行って… あっという間に日曜日も18時を過ぎてしまいました。何となく「やり終えた」感があって、幸せだったりします。

本来、「やらなきゃいけないこと」も幾つかありますが、取り敢えず16時過ぎからは「閉店」して、ダラダラと遊んでいます。それで、時間があるときに調べたかったことをgoogleに聞いてみたのです。

それはこれから待ち受けている「不意の支出」についてです。数日前のエントリで、「60歳~90歳までに必要なお金」として、400万円×30年間=1.2億円なんて算数をしてみました。ブログに公開した後から「そうは言っても、そんなに掛からないのでは?」とか、「いやいや、そんなもんじゃ済まないでしょ?」とか、改めて考えたりしました。

ようつべを見ていると「そんなにお金は掛からないよ」派が多数で、「預貯金は大してない&定年後は働かないけれど、年金だけで大丈夫」といった楽観的な動画が散見されます。

どれどれと拝見してみると、とても我家では無理な少額の支出がベースになっていたり、「不意の支出」が計上されていなかったりします。しかも固定資産税や、車の維持に関するお金も考慮されていなかったり。心配症の私として、いろいろなものを「少な目」に見て、楽観視することに不安を覚えてしまいます。

一方で経済誌などの記事を検索していると、大体私の試算と同じ計算がなされていて、「65歳以降の人生で1億円」というのが相場となっています。私の試算(1.2億円)は「60歳から」の試算ですから、丁度400万円×5年間=2,000万円分が余計に必要になる訳です。

私の試算のベース:年400万円は結構に「多め」に思えますが、実はこの中には、固定資産税(何と年45万!)と自動車関連維持費(車検・税金を年にならして20万円)が含まれているので、実施に使えるお金は335万円であり、月額で28万円弱程度ということになるのです。

決して、余裕がある訳ではありません。総務省の調査によれば「65歳以上夫婦の1か月の生活費は約22.4万円」だそうですから、それよりは若干多い程度。だから「不意の支出」に幾つも見舞われると、すぐにはかなく崩壊してしまう怪しいプランなのです。

ビズヒッツさんというところの今年2月の調査(男女500人を対象に「急な出費で困ったことに関する意識調査」)によると、<1位 家電の故障><2位 車の維持費><3位 冠婚葬祭があった><4位 急な病気・ケガ><5位 住宅設備の故障><6位 PC・スマホの故障><7位 税金の支払い><8位 子ども関連の出費・学費>なのだそうです。

みんな、同じ不幸?が起きていることが分かりました。我家でも、最近は必ず年に一つ、二つは10万円超の家電の買換えが発生し、車だって後5年くらいの間には買い替えなければなりません。それに冠婚葬祭にも毎年10万円以上のお金を包んでいます。

怪我はともかく、病気はこれからどんどん頻繁に家族(私+カミさん+愛猫)に降りかかってくるのが明白です。今年外壁と屋根の塗装工事をしましたが、お願いした業者さんから「次回はもっとお金が掛かりますよ」と言われています。工事費用として、20年後には200万円くらいが必要になりそうです。

「不意の支出」を見込む?というのは矛盾していたことを言っているので、結局は「見込めない」訳です。まぁ、ここに来て、いきなり「楽観」(諦め)して、「そのときはそのとき」と言うしかありません。困ったものです。

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今日(11/19)は日中、とても暖かな一日でしたが、夕方になって、ぐっと冷え込んできました。地面から近い1階にいると、床や窓から冷気が忍び込んできます。今年の冬は結構に寒くなる予感がします。12月を待たずして、コートを着ちゃおうかな。

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