10日程前に蒔いたトウモロコシの種が芽を出しました。近くの木の枝から鳥たちが作業を見ていたので、少し心配をしていたのですが無事に発芽しました。また楽しみと心配が増えました。
モロッコインゲンは3日前に種まきをしました。程なく可愛い芽をだしてくれるでしょう。インゲンは余程のことがない限り栽培に失敗しない野菜なので、今年も食べきれない量の収穫があるハズです。これから、枝豆、ズッキーニ、ロメインレタス… しばらくは「種まきじいさん」です。

去年ポットから地面におろしたレモンの木に沢山の花が咲きました。去年は10個程が実り、秋から冬にかけて収穫し、食卓でいろいろと活躍してくれました。今年も多いに期待をしています。
レモンの隣にある「かぼす」にも小さな白い花が咲き始めました。かぼすは隔年で結実の多寡があり、今年は「当たり年」の順番です。これも10月頃から収穫できるのですが、「当たり年」には50個以上が実ります。秋になれば焼き魚やお鍋を食するときに庭まで一っ走りして、一つ二つ分けてもらうのです。

庭いじりは結局「植物のお世話をさせていただく」という楽しみな訳です。リアルな「育てゲー」です。おっと、若者ぶった言葉を使い、はしたない。

さて、エントリのタイトルである「ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる」(原題:Too Old to Rock ‘n’ Roll: Too Young to Die!)というのは、イギリスのバンド、ジェスロ・タルの1976年のアルバムタイトルです。アルバムの内容はともかく、このタイトルの脱力感には当時中学生だった私はびっくりしたものです。

50代後半から高齢者(65歳)になる辺りの数年というのは、この「XXXにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる」という文脈で生きている年代と言えます。つまり、いろいろとチャレンジできそうに思うものの、実際には「年齢的に」難しいというものです。

<youtuberにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる>
「登録者数やら閲覧数なんて気にしないよ」なんてことであれば、幾つになってもyoutuberを自称できるのでしょうが、実際には何らかの影響力を発揮できる投稿者を「youtuber」とし、これを「50万人以上の登録者を有する」とした場合、そのほとんどが20~30代なのだそうです。(芸能人や著名人がようつべを始めた場合は例外)

確かに視聴者も10代が最も多く、それから年代が進むにつれて視聴者が減っていくとされています。中には「中高年向け」「退職者向け」なんてニッチな層に向けた動画も見受けられますが、何だか「貧乏だけど大丈夫」みたいな内容がほとんどの様に思います。しかもどれもよく似ているんですよね、動画の作り方なんかそっくり、どこかで大量生産しているのかしら。やはり「youtuber」と言うにはムリがある様な…

<スタートアップにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる>
意外や意外、スタートアップをした経営者の平均年齢はそれほど若くはありませんでした。MITスローン経営大学院のピエール・アゾレイ教授らの分析(ハーバード・ビジネス・レビュー、2018年6月11日掲載)によれば、高成長を果たしたスタートアップの起業家の創業時平均年齢は「45歳」なのだそうです。しかも、少しづつ上昇しつつあるとか。後10年もしたら、私の見解は撤回しないといけなくなりそうです。でも実際には、自分で起業したのは45歳だけれど、20代からスタートアップ企業で働いて、チャンスを窺っていました! なんて人が多い様にも思います。まぁ、中高年のオジサンによる一念発起というのはムリがある様な…

<プロゲーマーにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる>
流石にプロゲーマーを中高年から目指そうという人はいないと思いますが、一応、少しググってみます。やはり、「プロ」として生計を立て、それなりに大会で優勝をしている方では40歳程度が最高齢で、平均では20代後半といったところの様子です。10代のプロゲーマーなんていうのも少なくはありません。プロゲーマーには「反射神経、操作技術」などの様々なゲームスキルが求められ、更に起きている間はずっとゲームの練習をするといった体力や集中力が必要です。流石にどんなに腕に覚えがあっても中高年が「プロゲーマー」として活躍するというのはムリがある様な… 練習中にすぐに眠りに落ちてしまいそうです。

年齢なんて関係ないよ、幾つになっても青春だよ! Forever Young! なんていうのはどうにも私は苦手です。劣化した肉体と時代遅れの知識や考え方をだましだまし使いながら、何とか若い人たち、いわゆる「現役」の人たちに紛れながら生きていく、そんな「脱力」した生き方がよい感じです。

年をとってからも、ずっと楽しめるスポーツが3つあると言います。ゴルフ、テニス、水泳だそうです。共通しているのは、少ない人数で楽しむことができて、下手は下手なりに自分が主役になれるところでしょうか。幸いなことに私は「泳ぐ」ことが大好きで、自宅から徒歩5分のところにプールまであるので、まだしばらくはスポーツを楽しむことができそうです。
「オリンピックにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる」という日々なのです。

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