カミさんが退院してから、まだ2日目ですが、ピタっと定時(18時)には仕事を終えて、退社しています。これだと大体19時20分頃には家に着くので、少しは家事の手伝いができたりします。そして、我家において、そこそこに大切な私の「お仕事」というのがあって、それは愛猫のケアなのです。
家の子は、基本、人が近くにいないと不安定になってしまい、「かまってちゃん」が爆裂してしまいます。大声で鳴いたり、大してお腹が空いていないのに「おやつをくれ!」と付き纏ったり、時には立っている私やカミさんの足に「ちょいなちょいな」と前足でちょっかいを出したりするのです。
これに言われるがままに構っていると、何一つ家事が進まないということになったりします。決して無理はできない現在のカミさんの健康状態からすると、限られた時間の中で、幾つかの家事をやってもらったり、ゆっくりと休んでもらうには、家の子に大人しくしておいてもらうというのが結構に大事なことなのです。
家の子ももう9歳を過ぎて、シニア猫の仲間入りをしているので、人が近くにいて、静かでゆったりとした風情であれば、大体はうたた寝を始めてしまいます。これが我家の夜の時間の過ごし方になるのでしょう。まぁ、愛猫がすぐ近くにいるというのは、ただそれだけで幸せですけどね。
今は週五日、フルタイム(9時~18時)で働いているのですが、これを夏が終わる頃には、週四日にするか、週五日だけれど時短(9時~17時)にするか、勤務形態を変更したいと思っています。「緊急時にも休めない」なんてことにならない様に、周囲の人たちとも調整を進めていて、恐らく2ヶ月もすれば、私が不在であっても「仕事に穴が空く」ことはなくなりそうです。よかった。
さて、総務省の「家計調査報告(2024年)」によると、2人以上の高齢無職世帯(世帯主が65~69歳)の1カ月の支出はおよそ29万円で、そのうち、税金や社会保険料を指す「非消費支出」は3万円で、支出の10%程度を占めるのだそうです。年間では凡そ36万円。ちなみに平均モデルでは毎月3.4万円程度が不足しているのだとか。
これ、今後は更に税負担が更に大きくなって、物価も急激に上がることから、支出も増えて、「非消費支出」も同様に増えている様に思います。あっという間に50万円/年ぐらいになってしまいそうです。
この「非消費支出」には車の車検代、重量税、更には家屋の固定資産税といったものが含まれていない様にも思えるので、こういったお金を加えると、我家では既に100万を軽く突破している様にも思えます。(固定資産税だけで、年間45万円くらいを払っているのです!高けぇ)
つまり、働くのを止めて、社会の片隅で静かに暮らしていたとしても、年間100万円を国に納めなければなりません。多少の貯えがあったとしても、65歳になったからって、そう簡単に「フルリタイア」はできないのです。
これから先、どうやって生きていくのか、真剣に考えると結構に怖いものがあったりするのでした。
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夜になって私の住む東京の郊外も少しばかり雨が降りました。うれしい!何だか南国のシャワーの様で、少しも気温は下がりませんけどね。見たことのない派手な色の花が、明日の朝には咲いているかも知れません。