最近、外出や仕事に行く度に何かを忘れています。火曜日だって、職場に着いてから「入館カード」を持っていないことに気付き、家路につけば復路用に準備している「清潔なハンドタオル」がカバンに入っておらずガッカリし、駅から家への途中でカミさんに頼まれていた買い物を忘れるという始末です。昔からそうだったのか、最近特にヒドイのか、それも確信がもてません。

それに、最近は頻繁に「寝落ち」をするのです。机で本を読んでいていつの間にか目を閉じていたり、居間のソファでテレビを見ていて気付けば2時間後だったり、そんなことが続いています。大して忙しくもないのですから、「お疲れ」の訳もなく、いったいどうしたものでしょう。大体、愛猫が近くにいて、ふたりで音もなく夢の世界を漂っているのです。

こういった「私に起きていること」は老化なのか、病気なのか、気の緩みなのか、ヒトとして退化の過程にあるのか、いささか心配になって調べてみたのです。

老化は人間の場合、20~30代で早くも老化が始まっているのだそうで、どんなに「アンチエイジング」なんてことをしても止めようがありません。睡眠に関しては、高齢になるにつれ、眠りを促すメラトニンの分泌量が減り、眠りが浅くなったり、寝付きが悪くなったりするのだそうです。つまり、夜間の眠りが浅くなる⇒昼間「うとうと」してしまう、これはしょうがないことの様子です。少し安心しました。

次に病気の心配ですが、「忘れる」については認知症、「寝落ちする」については睡眠時無呼吸症候群の症状が幾つか該当して、気持ちが悪い感じです。特に睡眠時無呼吸症候群については、高血圧などの生活習慣病との関連もあるそうで、今度、かかりつけの先生に行くときに相談をすることにします。そう言えば、10年程前にそんな診断を受けたことをすっかり「忘れて」いました。夜中、イビキではなく、「カカカ」とか音を発生させているらしいのです、私は。ヤバイなぁ。

気の緩みとヒトとしての退化については、「その通り」です。まぁ、それを望んでいたからこその「早期退職」でもあるので、「昔に比べて、ダメになりましたね」なんて、誰かに言われたとしても、「それがどうした、それに昔からダメなんだよ」と開き直るだけなのです。


猫は眠りのプロフェッショナルです。今年で6歳を迎えた愛猫のおーちゃんは、既に「子猫」の時代も遠くなり、結構な時間「寝ている」様になりました。大体、5時前後に目覚めて、ひとしきり「そろそろ起きましょうよ」とか「少しお腹が空きました」と言って暴れるので、しばらく相手をします。それから、一緒に優雅に「二度寝」を楽しみます。

7時過ぎに私が活動を開始すると、おーちゃんも一緒に起きて私の周辺でクルクルと時間を過ごしていますが、午後になると家の中で一番快適な場所を見つけて18時頃まで昼寝に入ります。エアコンがお気に入りで、おーちゃんは快適な夏を過ごしています。

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