少し風邪気味?という状態から、完全に「風邪」をひいた状態、どころか半ば「こじらせた」状態になってしまいました。症状は何よりも頭痛、それから鼻水です。熱は13日あたりがピークで、今は37℃前後というところです。

「無理をせずに早く帰りなよ」なんて暖かい言葉を掛けられる一方で、「風邪をうつされたら困るんだよ」なんて、敢てストレートに本音を言ってくる人もいます。まぁ、そんなことを言ってもらえるなんて、有難いことです。

さて、月に一度、エラそうに「シニア求人」を考えるエントリを書くタイミングとなりました。きちんと統計らしきものをカウントするのが「筋」というものでしょうが、何せ「眺めている」だけなので、いい加減であることはお許し下さい。

さて、今回はシニアが望む「事務の仕事」について書いてみます。よくWEBサイトでシニアにオススメの仕事ランキング!なんてものを見掛けますが、ここには必ずと言っていい程に「事務」は登場しません。

ランキングに出てくるのは「清掃」「マンション管理」「警備」「ドライバー」「介護」なんてあたりです。ところが、実際にシニアに最も人気のある仕事は「事務」なのです。それでは何故、オススメの仕事ランキングに「事務」が登場しないか。答えはシンプルで「高齢者向けの事務仕事の求人」がないからです。

私が10月過ぎに再就職活動をしていたときに、珍しく「事務」仕事を求人サイトで目にして、そこに応募したことがありました。そのときに先方の採用担当者の方に「スゴい数応募があるんですよ、それ以外の仕事になる可能性もありますが、応募を続けますか」と言われたことがあります。

そこで「その仕事以外はイヤです」とも言えずに選考を進めてもらいましたが、途中で希望以外の仕事を妙に強く勧められて、結局、途中でお断りしてしまいました。さすがにこの年ですから、納得できない仕事はムリなのです。

それで、どうしても高齢者が「事務」の仕事をしたいときには、どうすればよいか。それは「派遣」会社に登録して、派遣された先で事務の仕事をするというやり方がよいのだそうです。

「事務」仕事であっても、特定業務を特定期間でやって欲しいというニーズは企業内にありますからね。シニアでも、このニーズを渡り歩いている人が結構いることを知りました。
というか、それ以外には「ツテ」「コネ」でもない限り、高齢者向けの「事務」仕事の求人なんて、ほぼ見たことがありません。

「事務」仕事というのは或る意味、思いっきり「その会社」に依拠したものですからね。その会社の中での人模様や、文化みたいなものがあってこそ成立する訳です。そんなところから切り出された人は他所では役に立たず、逆にそんなところに「ずぶの高齢者」をポンっと連れてきても機能しないのは、誰が見ても明らかです。

そうなんですよ、長らく一つの会社で勤め上げるというのは、極めて限定的なところでしか機能しないものの、実は大変な財産を作り上げてきたことになります。だから、企業にとってみれば、本当は雇用延長者というのは「金のタマゴ」なのだと思います。給料が安くていいし、教育コストだってまったく必要ない。

それで、このエントリの結論?は、定年退職後も「事務」仕事をしたいのならば、雇用延長一択ということになります。そんなこと、みんな分かっていますけどね。

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風邪にはビタミンCが効く?との子供の頃からの教えに従い、ここ数日、みかん、オレンジ、サプリ、クエン酸入りドリンクといったものを大量に摂取しています。何だか、今月はずっと「ビタミンC」生活を送っている様な気がします。風邪が回復に向かうことを祈るばかりです。

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