人間というのはスゴイものです。つい昨日まで、「暑い、暑い」とへこたれていたのに、何だか昨日の夜くらいから、暑さに慣れてしまいました。今日(6/21)なんて、結局、私の作業部屋では、夜までエアコンを点けずに過ごしていたのです。体調の悪さも「底を打った」みたいですし、やれやれです。愛猫はエアコンが効いた部屋で寝てますけどね。
最近、仕事上、小さなミスというか、ケアレスミスが何回か発見されるにあたり、少し自信を無くしているのです。人間がやることですし、ましては63歳のオジイサンがやることなので、多少はミスが生じるのは仕方ないよねと開き直るというのもアリかと思いますが、正直少し凹んでいるのです。
他にも言い訳、自分のミスを必然とする理由は幾らでもあげることができますが、やはり、若い頃はこんなことなかったよねと思ってしまいます。これが「衰え」「老化」というものなんでしょう。
思えば、若い頃、年配の人たちが「もたもた」していることや、「何もしていない、何もできない」様に見えることに、多少はイラっとした自分であったことを、世界中の人たちに詫びたい気持ちです。「子ども叱るないつか来た道、年寄り笑うないつか行く道」という言葉の真実が、笑われる立場になってようやく分かるというのは皮肉なものです。
それで、どうしましょうか。いよいよ「社会では通用しない」と働くのを辞めちゃいます? 数字を扱ったりしない「肉体系」の仕事を探します? それとも、「劣化した自分」を何とか補うための工夫をしましょうか。
取り敢えずは、「時間を掛けて慎重にやる」「必ず確認をする」「急かされても無理なものはムリを伝える」、この三つを自分に課すことにします。ここしばらく、どれもやれていなかったのです。まるで、バタバタと「取り敢えず終わらせる」のがゴールみたいな仕事の仕方。それ、本当は終わっていないんですよね。
これって、新入社員が最初にぶつかる壁、そのものですよね。とにかく、今の己が能力を理解して、「できるだけのこと」をするだけです。それでも「ミスを繰り替す」様ならば、そのときはそのときです。
私の体調が少し戻ってきたと思ったら、今度はカミさんが熱を出して、ダウンしてしまいました。何か美味しい果物でも買ってきて、元気を出してもらうことにします。