お正月にとても小さな鏡餅を買いました。いつもは松の内(7日)が過ぎると片付けていたのですが、鏡開きである11日までは飾っておくものらしいと63歳にして初めて知りました。11日にはプラスチックの鏡餅容器を壊して、中に入っている一口にも満たない小さな餅を取り出して、パクリと食べようと思います。
昔はひび割れた円形の餅を適度な大きさに砕いて、これを餅網で焼き、砂糖醤油につけて食べた記憶があります。かなりの歯応えがあって、美味しかった様な気がしますが、何となく後付けで捏造された思い出の様にも思えて、ぼんやりとしているのです。
さて、お正月から世界ではいろいろなことが起きています。どこの誰にもそれなりの正義や理由があるのでしょうから、何も知らない私が何かを論じたり、裁いたりするのはただただ滑稽なことでしょう。
子供の頃から一貫して「意識低い系」であった私としては、年老いた今、これまでにも増して、自分から半径5メートルを超える様な世界のことに関心が向かなかったりします。しゃきっとしろ!と各所から叱咤されそうですが、無事平穏に暮らすのも、人知れず苦労があるのです。それで精一杯です。
そんな私にとって、今日、とてもうれしいニュースがありました。それは「ネコの腎臓病新薬、早ければ年内にも実用化へ 治験終了、4月には国に承認申請」という特報です。うれしいにゃん。
猫ちゃんには年齢の壁があって、どんなに長命であっても、30歳を超えることができないのです。それで、その原因が「腎臓」にあるとされているのです。
猫ちゃんは腎臓が弱い生き物で、年老いてくるとほぼすべての子が腎臓を悪くしてしまうのです。ちなみに、家の子は健康診断でも今のところ腎臓に異常はなく、毎日食後にはせっせと水を飲むという健康オタク系の猫ちゃんだったりします。
それで、数年前に、猫の腎臓を研究する大学の先生に、私は寄付をしたことがあるのです。1万円だけですけどね。例え、家の子には間に合わなくとも、これから世界にやってくる猫ちゃんたちが元気に長生きできる様な薬が出来たなら、どんなにか素晴らしいことか!ってね。せめてもの「猫ちゃんへの恩返し」のツモリだったのです。
それが、「4月には国に承認申請」とのことで、もしかすると家の子が今後腎臓を悪くした際に、間に合うかも知れないのです。ここしばらくで、最大の朗報です。
家の子が長生きをしてくれるのは何よりの幸せですが、そうなるとそれ以上に私も長生きをしなければなりません。生きる希望が湧いてきました。強く、しぶとく生きていくぜ。
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ようやく仕事始めの1週間も「半ば」を過ぎました。週末からの3連休は、とても寒くなるらしい。家にいて、ゆっくりお正月の疲れをいやすことにします。