虫歯の残骸を歯茎を切開して取り除く手術?が近付いてきました。病院の先生からは、「痛い」「血が出る」「腫れる」と脅かされています。その一方で「処置は20分くらいで終わる」「その日の中から、何でも食べていい」とも言われています。深刻なのか、大したことがないのか。
一応念のためにその日は有給をとって会社を休むのですが、周囲の人にこのことを話したら、「午後からは出社できるっしょ?」とか言われる始末です。絶対に行かない。
何かヤバイ状況、追い詰められた状況になったときに、最初は「困ったなぁ」とか「何とかならないかなぁ」とか「どうすれば小さなケガで済むのか」などなど、私は結構にジメジメと悩みます。ところが、しばらくそうしていると、突然に「いやいや、これからが面白い」んだよ、などと妙にポジティブな気持ちが心の中に湧き上がってきます。
どうにもならないことを悟って、脳から痛みを和らげるべく「変なもの」が分泌されているだけなんですけどね。まぁ、それでもケガをすれば痛いのですが。それで、その次には「命まで取られることはないよ」という定番のセリフが口を突いて出ることになります。
ここまで行けば、もう大丈夫。後は何とか窮地は脱することができます。世の中、想定する最悪の9割は起きないっていいますしね。大丈夫、大丈夫。
そうです。そのとおりです。今日、長い時間を掛けて、大量に抱え込んでいた仕事の棚卸しをしたのですが、早急に何とかしなければならないものだらけであることが判明したのです。こんなことなら、深淵を覗き込まなきゃ良かったよって言うぐらい。
あぁ、明日が楽しみだなぁ。「これからが面白い」わけ、ないよね。
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最近、愛猫が盛んに寝言を言うのです。とても可愛い声で「クー」とか「フニャフニャ」とか、そんな感じのことを言うのです。時折、その声でこちらが起きてしまいます。何だか寝言かと安心して、また、こちらも寝てしまいます。