台風、何だか進路を東に曲げてしまって、このままだと列島を素通りしてしまいそうです。一応天気予報だと、明日(1日)も明後日も東京地方は「雨」となっていますが、当たるかどうかが怪しくなってきました。あんなに待ち焦がれていたというのに、本当にガッカリです。
今日も残すところ数十分しかありません。備忘として、「こんなことを考えた」を書いておくことにいたしましょう。
結局は最期のときまで、ヒトは、否、ワタシは「見返り」を求め続けるのだと思うのです。例えば、エレベーターに乗って、扉の近くにいた場合、他の人が降りるまで「開く」ボタンを押している。誰に頼まれた訳でもないので、当然、何も報いなど求めるべきではありませんが、降りる人に無意識に「御礼」を言ってもらうことを期待してしまう。期待だけならよいのですが、当然!の様な顔をして降りていく人がいれば、「何だアイツは」などと思ってしまいます。
ちなみにこれ「若い人」はみな礼儀正しく「ありがとうございます」などと言うのですが、オジイサン、オバアサン、オジサン、オバサンの大半が目礼の一つもせずにサッサと降りて行ってしまいます。日本人は年を取れば取る程に「ダメ」な人になっていくのです。その一人が言うのだから、お許しを。
今日、帰宅時に立ち寄ったスーパーのレジを担当していた60歳前後のオバアサンには、驚きを通り越して異空間を味合わせてもらいました。先ず、「いらっしゃいませ」の一声もなく、私が買ったものの支払い方法も自分からは尋ねない。仕方ないのでこちらから「SUICAで」というと、何も言わずに端末を操作し、カードをかざす場所も指し示さない。
これまた仕方ないので、こちらで読み取り機の場所を見つけて、支払いを終えて、レシートがツツーと出てきても、無言でこちらに差し出すばかりで「ありがとうございます」の一言もない。長いこと生きてきましたが、こんな店員さん、初めて出会いましたよ。
たかだか1,000円程度の買い物をして王様気取りかよ、なんて言われそうですが、レジでの支払いという一瞬の刹那であっても、ヒトとして最低のコミニュケーションを図ることを期待してもよいと思うのですが、ワタシの言うことは間違っていますかね。それとも、過度な「見返り」を求めているのでしょうか。
まぁ、これから先、年寄りはどんどんと軽んじられていく一方なのです。だから、それと同じくらいの速度で、誰にも「見返り」を求めない様にすることが、気分よく生きていくためには大事なことなのかも知れません。でも「見返り=0」なんて境地にはなれそうにもありません。一生「見返り」を求めていくぜ。
*****
今週も残すところ後1日。よく頑張りました。