いよいよ年末年始のお休みが始まりました。東京地方、朝から青空が広がりましたが、とにかく寒い。北国や雪が降っているところの人からすれば「はぁ？」というところでしょうけれど。
不思議とこの時期、「電池が切れた」という家電品が家中で発見されます。時計でしょ、エアコンや照明器具のリモコンでしょ、懐中電灯でしょ。結構に多種の電池をストックしているのですが、時計の電池が「LR44」で、これは在庫がありません。「LR43」はあったんですけどね。
近しい規格番号なので互換性があるのかネットに相談してみましたが、この二つは電池の厚みが違うとのことで、「LR43」の方が薄いので、LR44の代用としてLR43というのはNGなのだそうです。妙な知識を得ましたが、数日もしない中にスカっと忘れてしまうことでしょう。それで、また次回も同様な検索をすることになります。ずーっとこんなことを繰り返しながら、私の老いは進んでいきます。
「こうしたい」とか「こうなって欲しい」とか「こんなものが欲しい」とか、そういう望みやら目標みたいなものを掲げても、ほぼそのとおりにはならないし、そもそも自分がそのとおりにやらないので、最近はあまりそんなことを考えない様にしているのです。結局は自分に呪いをかけているみたいなものですからね。
とは言っても、「これから」を何も考えずに与えられた毎日を過ごす、日々生きていることに感謝する、風の声に耳を傾けるといった境地にはまだ達していないので、一応は「思惑」みたいなものは持っているのです。
4月になると私は64歳になります。次の節目と考えていた65歳まで、残すところ、いよいよ1年です。威厳も寛容さもなく、然るべき老成の兆しもないままに64歳を迎えることでしょう。大人こども（Adult Children）どころか、老人こども（Old Children）という訳です。迷惑な存在です。ひっそりしています。
それから、4月になったら、今の週5勤務を週4勤務に変更します。勿論、収入は減りますが、自由に使える時間は増えます。特に平日の一日をいろいろなことに使えるのは、本当に有難いのです。
「秋の風が吹いて舟をたたむ頃」には「ムリをせず、できれば家の近くで月10万円の収入を得られる仕事」を具体的に探し始める。今の仕事には大変に満足しているのですが、職場までの往復に3時間を要することがそろそろキツくなってきているのです。
そして、よい仕事が見つかれば、それに向けた準備も始めます。資格が必要であれば、その取得をしなければなりませんし、スケジュール次第では今の仕事もfade-outしなければなりません。
来年の今頃は果たしてどうなっているのでしょうね。
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我家の梅、早くも咲き始めているのです。この子は毎年早い時期から咲くのですが、今年もお正月前に咲いてくれました。庭にやってくる鳥たちの声に開花を教えてもらいました。
