今日(9/3)も一滴の雨も降りません。日本国中至る所で大雨による災害が起きているというのに、私が住む街だけを雨雲が避けているかの様に晴天が続きます。近隣の街では、そこそこに突然のシャワーがあったりするのに。
これから週末に掛けて、東京にも台風がやってくるそうですが、雨雲レーダーでこれから15時間先までの様子を眺めても、やはり私が住む街だけは雨雲に覆われないのです。庭の植物はぐったりしているし、トカゲとかヤモリとか虫たちも息絶え絶え。いろいろと心配ばかりして、もう、うんざりだよ。
さて、最近、一日は「逃げたもの勝ち」「降り掛かってくる厄介ごとを何とかする」ゲームの様なものだと思ったりします。次々と身の廻りに襲い掛かってくる面倒ごとから逃げる、いなす、隠れるといった技を駆使して、できるだけ早く、心身共に無傷で家に帰ってくるゲーム。
だからモンスターを打ち倒しても何のポイントも得られず、それどころか疲労することで、エネルギーが激しく減少してしまったりします。老いても人生の艱難辛苦に臆せずに立ち向かうのだ!という向きもあるかと思いますが、そういうゲームをやりたい人は、どうぞお好きにやって下さい。
そう、みんな自分が得意なルール、自分にとって快適なルールのゲームをやればいいだけなんだよとようやく最近、自然に思える様になりました。とは言っても、共通したベーシックルールは必ず守ってもらわねばなりません。例えば、「誰かの不幸の上に成り立つ幸せを求めてはならない」とか「自分ができないことを他人に強要しない」とか「自分が誰かよりエライと思ってはいけない」とか、そういうことです。
それで、私が最近楽しんでいる「逃げゲー」ですが、何も得られるものが無くても、大過なく無事に家に辿り着けば「勝ち」なので、途中、どんな難敵が現れても、とにかく逃げたり、避けたりして、「全集中!何とかの呼吸、壱ノ型」とか適当なことを脳内で言っていればよいのです。
通勤電車の中で激しく音漏れをさせているイヤホン怪獣から逃げる、臭いコロンをつけたワカモノがいればすぐにマスクをする、延々と続くアリガタイ話の最中は気絶する、急に現れた大量のシゴトは知恵を絞って締切を可能な限り先延ばしする… これがゲームで、その先にある勝利とは「無事家に帰る」であるならば、卑屈になる必要もなく、不快な思いをすることもありません。自分のルールで、自分だけのゲームをしているだけなのですから。
いろいろなところで「キリキリ」しているお年寄りを見掛けますが、皆さん、辛いゲームをされておられる様子です。がんばってね、こっちに来たら真っ先に逃げるけど。
健康も大事、お金も大事、けれど、自分が快適に過ごせる時間が一番大事だと「63歳のワタシ」は思うのです。そのためには、「逃げゲー」に勝って、なる早で、よきもので満ちた家に帰ってくる。そう簡単には勝てないけどね。
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大量に買い置きしていた「そばつゆ」の賞味期限が8月で切れてしまいました。まだ、10缶ぐらい残っています。カミさんはそういうのを大変に心配するのですが、私は+6ヶ月くらいなら、まったく気になりません。とは言っても、できれば早く食べてしまいたいところです。
それで、せっせと土日のランチは乾麺のソバをゆでては食べているのです。カミさんはまだこの事実に気付いていないので、一緒に食べてくれていますが、バレたらきっと怒られるのです。ヒヤヒヤします。