「意味の無いことなど無い」のか、「すべてのことに意味など無い」のか、うーん、よく分かりません。どちらを信じても、面倒くさい人になりそうなので、その都度都合のよい方を採用すればよいように思います。
ただ、過去の延長に今と未来があることだけは確かであって、しかも過去は変えられないし、未来は何とも分かりません。ということは、「何とかなる」のは今だけということになります。しかも、「今」は光の速さで「過去」になっていきます。やっぱり「今」が大事ということか。
先日、どこかで「自分を分析してくれるサイト」というのを見つけて、無料だというのでやってみました。30分くらいかけて、結構な数の質問に答えたら、「こんなのが出ました」と私の性格やら特性を分析したレポートを提示してくれました。
これ、結構に当たっている様な気がして「へぇー」と感心したのですが、肝心なところ、もう少し突っ込んだところを読もうとすると、「はい、1,000円」といった様に課金をしないといけないのです。よっぽどお金を支払って、より詳しい「私」を知ろうかと思ったのですが、すんでのところで踏みとどまりました。
何が私の散財を踏みとどまらせたのか、それは「私が私を知ったところで、もはやどうでもいい」ことに課金ボタンをポチる寸前に気付いたからなのです。そもそも、己を知ったところで、私が知らない私を知ったところで、63歳の私は一体何をしようというのでしょう。そう、何もすることなどないのです。
今さらカミさんに「オレって、少し独善的な部分があって、それって弱点だよね」などと言ったところで、黙殺されるか、もしくは「気持ちわる」と言われるのがオチだったりします。学生時代の友人の話を聞いて、急に共感力を発揮したところで、「オマエ、バカにしてんのか」と怒られるだけです。
昔も今も一番知りたいのは「自分」であることに変わりはありませんが、今となってはそれを知ったところで、「だから、どうした」程度の価値しかないのです。まぁ、若い頃に「自分」の本質?みたいなものをきちんと掌握したところで、何かが好転したとも思いませんが。
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余りに右耳の奥の痛みが改善しないので、これは眼精疲労が原因なのか分からなくなってきました。素人がいろいろと分析するのもこれくらいにして、そろそろお医者さんに診てもらうことにします。さて、何科に行けばよいのでしょう。ググったら、脳神経内科?がよさそうですが、そんなところ近くにあるかなぁ。