塗装工事が終わったのはいいのですが、以降の工程に関して契約した業者さんからの連絡が途絶えてしまいました。当然、工事は終わっておらず、足場もそのまま。残りの工程を担当する協力会社と日程の調整中とは思いますが、本当に8月中には工事が完了しないことが確定です。いくらなんでも2週間以上の工程遅延は辛いなぁ。疲れ果てました。
今日は午前中に歯医者さんに行って、カミさんに頼まれていた買い物をして家に戻り、昼ご飯を食べました。子供の日記の様な内容ですが、そんな程度のことしかせずに、何もしないままに午前中は終わってしまいました。本当に生活というのは「のろま」なものです。
15時から別のお医者さんにいくことになっていたので、それまで、愛猫と遊んだり、求人情報をネットで見ていたのですが、いざ出発しようとしたタイミングで電話が掛かってきました。仕事内容に関して問い合わせをしていた企業の採用担当の方から。
「採用する」とか「しない」とかではなく、純粋に「これって具体的に何をする仕事ですか」というこちらからの問い合わせに丁寧にご回答をいただいたという訳です。有難いことです。
大体、仕事内容はこちらの想像どおりだったのですが、最後に「大事なことがありまして…」という驚愕の話があり、それを聞いた瞬間に「これは無理」なことが分かりました。具体的な内容は書けませんが、「それでも応募しますか」と聞かれて、思わずそのままに「しません」と回答してしまいました。
こういうことを正式に応募をする前に、採用プロセスを進める前に教えてくれるというのは実に有難いことです。勿論こちらのことを考えてくれている訳ではなく、こういうことをきちんと伝えずして、いざ採用した後に程なくして「辞めます」なんてことになる採用側のリスク回避策なんでしょうけれど。もしかすると遠回しながら「お祈り」だったのかも知れません。
大事なことはやはり「真実を知ること」なんだと改めて思い知りました。この会社に問い合わせをしなければ、「よさそうな仕事」「ダメ元でも、しばらくしたら応募してみよう」なんて、ありもしない「幻想」にすがってムダな時間を費やしていたかも知れません。
いろいろと動いて、いろいろと痛い目にあって、はじめて「本当のこと」に気付く。まぁ、61歳の求職であっても、若い頃とまったく同じことを繰り返す訳です。そして、今回も「その先」には何らかの結末が待っています。
思ったよりも長く話をしてしまい、慌てて家を飛び出して、バスに乗り、午後診療のお医者さんに行きました。強めの冷房に息を吹き返し、やがて診察も終わり、薬を処方してもらい、これを近くの薬局で受け取り、次の目的地「市役所」に向かいました。
このお医者さんから「市役所」まで、思った以上に離れていて、本来歩くのは少し無理な距離でした。何とか市役所が閉店するまでに着かねばと、炎天下を汗をダラダラ流しながら歩きました。そして、ここでもまた強めの冷房に息を吹き返したのでした。
市役所で用事を済ませ、後は再びカミさんに頼まれていた「追加の買い物」をして家へと帰りました。何を為す訳でもなく、あちらこちらと右往左往して一日が過ぎていきます。あー、疲れた。
「多忙な無職」である私も明日は何も予定がありません。「無職が無職であることを堪能する一日」です。とは言っても、既に幾つか応募らしきことをした会社さんから「お祈り」を頂戴して、きっと凹むことになるのです。どうせ凹むなら、忙しい日にして欲しいものです。忙しくて、凹んでいる暇もないくらいのね。