国内でのレモンの生産量第一位は広島県だそうです。-2℃~-4℃くらいが耐寒限度とのことで、路地で育てるには千葉県あたりが北限の様子です。ということは我家のレモンは果敢に北限にチャレンジをしていることになります。苦労をさせています。

以前のエントリにも書きましたが、今年、我家のレモンはたった一つだけ実を付けました。昨年頑張り過ぎたので、今年はお休みだった様子です。それで、10月最終日の今日、めでたく収穫祭となりました。

隣りに植えた「かぼす」は大豊作でしたが、とても採りきれずについに黄色く熟し始めてしまいました。これでは食べられないと思っていたのですが、ネットで検索すると「黄かぼす」と称されて味がまろやかになるとのこと。引き続き、何にでも「かぼす」です。

さてさて、大事なレモンを収穫し、レモンの神さまに感謝しながら、有難く食するために今晩はカミさんに「鶏のから揚げ」を作ってもらいました。揚げたてのから揚げにレモンを絞って食べました。美味しかった! お店で買うものよりも香りが強いというか、何故か我家のレモンはライムの様な香り、しかも食器洗剤の「ライムの香り」がします。接ぎ木でもしているのでしょうか。

レモンの木の根元には昨年末にチューリップとスイセンの球根をそれぞれ15球程度植え付けたのですが今は熟睡中です。どちらも恐らく年を越えた2月頃まで芽を出さないでしょうから、それまでは今日の「レモンの収穫祭」をもって、この周辺はしばらくは完全に閉店ということになります。うっかり間違って地面を掘り起こしたりしないように「立ち入り禁止」です。

雪でも降ろうものなら、レモンもチューリップもスイセンもすべてがその下に埋もれてしまいます。それでもまた暖かくなれば「自分の生」を力強く主張するのですから、植物には本当に驚かされます。また、春にお会いしたいものです。まだ冬にもなっていないというのにね。

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