明けましておめでとうございます。今年も家族がみな健康で新年を迎えることができました。これに勝ることはありません。

「一年の計は元旦にあり」であり、「終わり良ければ総て良し」でもあります。何となく世界情勢も雲行きが怪しくなってきて、一方では科学技術、特にITの発達がすべての領域に及んで、私たちの生活は大変革の真っ最中です。

これから50年が過ぎたときに、2023年はどんな年として歴史に刻まれているのでしょうか。答え合わせが気になりますが、もはやその頃にはこの世界には私はいない訳です。

最近は時間を掛けて達成させる様な「計画」を立てることもなく、今は「終わり良ければ総て良し」と考えることが多くなりました。これまでに過ごしてきた時間も、出会ってきた人たちとの思い出も、五感が覚えているすべての記憶も、今が幸せだからこそ存在するのですから。

すると、敢えて「一年の計」を元旦に考えるならば、「自分が幸せになることにまっしぐら」ということになるのでしょうか。勿論、自分の幸せとは、自分が大切に思う人たちの幸せでもあります。

そのためには「嫌なことだけど我慢する」「(意味不明な)犠牲バントをする」「誰かの犠牲になる」、こんなことから「きっぱりとお別れする」一年にしたいものです。人間辛抱だ、などと言っていると、その反動で誰かを不幸にしたり、おかしな行動をして自分を苦しめてしまいます。

「逃げる」のは最も有効な手段ですが、結果、横にカニ歩きをしてしまうと、そこには違った種類の不幸が待っているだけなので、少しでも「前に進む」ことが肝心です。その意味では「幸せになる」と宣言するからには、何にせよ自分を前に進めなければなりません。何だかポジティブな感じがしてきました。

「元旦」とは「元日の午前中」を指すというのが通説だそうです。しっかり午前中にこんなことを考えたので、先ずは「セーフ」です。よい1年のスタートが切れました。

皆さま、素晴らしい一年になります様に。

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