久し振りに、帰宅時の電車で乗り過ごしてしまいました。寝過したのではなく、スマホでぼーっと音楽を聴いていたら、いつの間にか一つ先の駅に到着していたのです。本当に緊張感が足りません。この程度の失敗で済んで、「もっとしっかりしなくちゃね」というご教訓まで授かったのですから、それでよしとしましょう。

家にいる間は、ほぼずっと愛猫が近くにいます。昔は家の中、いろいろなところに行っては、そこで勝手なことをしていたのですが、ここ1年ぐらいは専ら私の近くでゴロゴロと過ごしているのです。カミさんによれば、この子は私の憑き物なのだそうです。何のつもりで、こんなオジイサンのそばに四六時中いるんでしょうね。

近くにいるのが家族なのか、家族だから近くにいるのかは分かりませんが、とにかく「一緒に生きていく」のであれば、近くにいることが一番の幸せの様に思います。何か特別なイベントが無くても、何か見返りが得られなくても。そもそも、近くにいてくれるだけで、うれしい気持ちになります。

人との距離感のことを「パーソナルスペース」と言うのだそうです。家族などの親密な関係だと0~45cm、友人や普段から近くにる人だと45cm~120cm。確かに家族以外の人が45cm以内に入ってきたら「何ですか?」と即座に警戒をしてしまいます。

電車やバス、席が自由なイベントなどにおいて、時折、それほど遠くないところに多くの席が空いているのにも関わらず、何故か見知らぬ人に、隣に座り続けられてしまうということが起きます。ワタシ、こういうのがとにかく苦手なんですよね。皆、そうだと思いますけれど。

勿論、「どちらが先にいたか」によって力関係が変わるのですが、私が後から座った場合には、近くに席があけば、即刻移動をしてしまいます。自分がそうなので、他人にもそうあって欲しいと望むんでしょうね、きっと。

こういう「些細」なことで気分を害してしまい、それに端を発して大きな事件や事故につながるというのが、一番にバカバカしいことなのです。けれど、そんなことは百も承知であっても、理性みたいなものとは別の回路で生まれた感情というのは何ともコントロールが難しいのです。

極力混んだ場所には行かない、万が一不快な環境になったら自分から逃げ出す、どっちが先にいたなんでつまらない面子は考えない、とにかく「快適な場所」に身を置くのが、安全に暮らすためには大事なことです。そうそう、猫ちゃんは、いつだって家の中で、そのきに一番「快適な場所」を探しているのだそうです。流石です。

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近所のおいしいパン屋さんで、普段から買っている食パンに「20円引き」のシールが貼られていました。お店の人曰く「焼いたときに、穴が空いてしまったから」だそうです。よく見るとパンの中心部分に1cm程度のいびつな形の穴が空いています。

こういうの気にする人もいるんでしょうね。まぁ、そんな人も値段を20円値引けば、穴が見えなくなってしまいます。お店からすると「こういう細かいところも、当店は品質を気に掛けています」というアピールでもあるのでしょう。穴がもう少し大きくなると「50円引き」になったりするのかな。

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